コロナ禍の影響で在宅時間が増えた結果、ペットを飼い始めたいと考える方が増えています。
今や、家族の一員である動物たち。しかしながら、彼らと過ごせる時間は限られています。
そこで、この記事では獣医師がペットを長生きさせるコツを紹介します!
Point
・とにかくストレスを溜めさせない。
・体重管理を徹底する。
・かかりつけ医で定期的な健康診断を!
一つずつ順に説明します。
①動物にストレスを感じさせない
動物も人と同じように、ストレスを感じます。
例えば、大好きな家族が旅行に行き、独りぼっちになった時。
引越しなどで周囲の生活環境が変わった時。
新しくペットを迎い入れた時など、様々なシーンで動物はストレスを感じます。
人は音楽を聴いたり、お風呂に入ったりして自由にストレスを発散しますが動物にはできません。
そのため、なるべく快適な環境を作りストレスを感じさせないことが重要です。
特に猫はストレスに弱いため、注意が必要です。
②肥満に要注意!
可愛いペットに見つめられると、ついついおやつ (間食) をあげていませんか?
実は動物用のおやつは高カロリーであることが多いです。
まずは1日にどの程度のおやつを与えているか意識してみましょう。
多すぎる場合は少しずつおやつの量を減らしていきましょう。
動物の肥満は、体重の増加から身体を支える関節に負担がかかり変形性関節症や、
脂肪の代謝障害から、糖尿病・皮膚病に罹りやすくなることが知られています。
動物のダイエットは飼い主様自身が頑張らないといけません。
カロリーオーバーには常に注意しましょう。
③定期的な健康診断を受けましょう
当たり前に思われるかも知れませんが、意外と見落としがちなペットの健康診断。
医療の大原則は「治療よりも予防」です。
半年に1回、少なくとも1年に1回はかかりつけ医を受診し、定期的な健康診断を受けましょう。
いかかでしたでしょうか?
今日は大切なペットと少しでも長く暮らすために重要な3つのポイントを解説しました。
これからも、獣医師ならではの視点で、動物の健康に関することを日々紹介していきます。
コメント