【犬の年齢は人間換算で何歳?】知っておきたい犬のシニア期について【獣医師徹底解説】

こんにちは、獣医師ももです。
この記事では、飼い主が知っておきたい犬のシニア期についての情報を解説しています。

・愛犬がシニア期に入りました。
 飼い主が知っておくべきことは何ですか?
・犬の年齢は人間換算で何歳?

以上のような、犬のシニア期についての質問にお答えします。

✔️この記事の内容
・犬のシニア期は何歳から?人間換算で何歳?
・老化のサイン
・シニア期の犬と暮らす時のポイント
目次

犬のシニア期は何歳から?

小型犬 (10kg未満)は8歳中型犬 (10〜25kg)は7歳大型犬 (25kg以上)は5歳ほどから
シニア期の入り口と言われています。

シニア期の入り口は、人の年齢換算で約50歳ほどです。
この辺りから、少しずつ目や耳が悪くなったり、消化機能、免疫力などが徐々に低下してきます。

小型犬 (10kg未満)

小型犬は約8歳からシニア期に入り、目に見えない老化が始まります。
人でいうと約50歳ほどです。

12歳ごろから老化が飼い主様にも分かるようになります。
小型犬の12歳は、人の年齢で約65歳にあたります。

15歳ごろからは、老化が進んだり介護が必要となる場合が多いです。
人でいうと約75歳になります。

中型犬(15〜25kg)

中型犬は約7歳からシニア期に入り、目に見えない老化が始まります。
人でいうと約50歳ほどです。

10歳ごろから老化が飼い主様にも分かるようになります。
小型犬の10歳は、人の年齢で約65歳にあたります。

12歳ごろからは、老化が進んだり介護が必要となる場合が多いです。
人でいうと約75歳になります。

大型犬 (25kg以上)

大型犬は約5歳からシニア期に入り、目に見えない老化が始まります。
人でいうと約50歳ほどです。

8歳ごろから老化が飼い主様にも分かるようになります。
小型犬の12歳は、人の年齢で約65歳にあたります。

10歳ごろからは、老化が進んだり介護が必要となる場合が多いです。
人でいうと約75歳になります。

老化のサインは?

犬の老化のサインは様々な特徴がありますが、
活動性が低下した(散歩の時間が短くなった・寝ている時間が多くなった etc)、
今までできていたことができなくなった (階段を登れない・トイレを失敗する etc)などがあります。

その他には、
目が白く濁ってきた
耳が遠くなった (名前を呼んでも反応しない)
毛並みが悪くなり白髪が増えた
よく転けるようになる

上記の4項目がよく見られます。

シニア犬と暮らす時のポイント

シニア犬は人間同様に介護が必要となります。
いざという時に焦ることがないように今から備えましょう!

部屋の模様替えをしない

犬は賢い動物で、自宅の家具の配置や段差の場所を全て記憶しています。
そのため、模様替えをしなければ、目が見えなくなっても十分安全に生活できます。

反対に、目が見えなくなってから部屋の模様替えをすると、
家具にぶつかったり、段差から落ちて怪我をする可能性があります。

犬が歳をとってきたら、なるべく家具の配置は変えないようにしましょう。

若いうちから自宅でトイレの練習をする

外でしかトイレができないと、寝たきりになった後もトイレのたびに外に行く必要があります。
特に大型犬を家の外に運ぶのはとても大変です。

若いうちから、室内トイレに慣れさせておきましょう。

かかりつけの病院を作る

シニア期に入ると、体調を崩しやすくなり、病院に行く回数が増えてきます。

かかりつけ医で同じ先生に診てもらっていると、
体調の変化に気づいてもらいやすくなり、信頼関係も構築できます。

なるべく、家から通いやすいところにかかりつけの病院を作っておきましょう。

また、定期的な健康診断もお忘れないように。
犬の1年は人の5年に相当するため、半年に1回は健康診断を受けましょう。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ブログ村にも参加しています。
今回の記事が役に立ったという方は応援クリックよろしくお願いします。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次