【柴犬の性格としつけ方】気をつけたい病気も紹介!【獣医師解説】

こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です。
この記事では、柴犬の性格、しつけ方、気をつけたい病気を解説しています。
トイレトレーニングの方法も紹介するので最後までゆっくりとご覧ください。

柴犬の性格はきつい?
しつけ方やトイレトレーニングの方法は?
気をつけたい病気は何ですか?

以上のような、柴犬を初めて飼い始める方柴犬との生活に悩みがある方などに
おすすめの記事となっています。

✔︎この記事の内容
・柴犬の性格は飼い主にとにかく忠実
・しつけのポイントは「褒める」にアリ
・トイレトレーニングは最初が肝心
・柴犬はアトピーの王様
目次

柴犬の性格

柴犬は忍耐強く、飼い主に忠実

洋犬の多くが天真爛漫に色んな人に甘えるタイプとすれば、
柴犬は奥やかしく、忍耐強く、飼い主にとても従順なタイプです。

警戒心はとても強い

柴犬は古くから日本の番犬や狩猟犬として飼育されてきたため、
警戒心がとても強い傾向にあります。

そのため、社会化期 (特に生後3〜12週間ごろ:他の犬や飼い主との刺激が必要な期間)に
しつけをしっかりと行わなければ、飼い主以外には攻撃的な性格に育ってしまう可能性があります。

それゆえ、柴犬の性格はきついと勘違いしている方も多いようです。

柴犬のしつけ方

犬のしつけは「褒めて教える」・「叱らない」が鉄則

犬が悪いことをした時、大きな声で叱っていませんか?
犬を叱っても、犬は恐怖心を感じるだけで何が原因で怒られているか分かりません

叱る必要のない環境を整えることが何よりも重要です。

そうは言っても、犬が悪さをすることは多々あるでしょう。
その時は、音を出したりおやつを見せたりすることで犬の注意を引きましょう
悪さをするよりも楽しいことがあると教えてあげましょう。

しつけのポイント

犬の学習パターンは、以下の繰り返しです。
①良い行動をする → ②飼い主が褒める → ③嬉しくて同じ行動をする

しつけの主導権は常に飼い主にあります。
犬に飼い主がコントロールされないように気をつけてください。

しつけには強い信頼関係が必要です。
毎日の散歩や食事を通してゆっくりと信頼関係を構築しましょう!

トイレトレーニング

トイレトレーニングは1日も早く開始する

トイレを覚えるまでは、檻などでサークルを作ってサークル全体にトイレシーツを敷き詰めましょう。

サークルの近くにハウスを設定して、排泄の兆候が見えたらすぐにサークルに連れて行きましょう
サークル内で排泄したら、その場で思い切り褒めてあげてください!

褒めた後は少し自由に部屋を散策させて、またハウスに戻しましょう。

上記の内容をまとめます。

✔︎トイレトレーニングの手順
①トイレを覚えるまではハウスの中で生活する
②トイレサークル内で排泄させる
③排泄できたらしっかり褒める
④トイレサークルから出して少し遊ばせる
⑤再びハウスに戻す

最終目標はトイレシーツの場所でトイレができるようになること

トイレサークルの中で排泄できるようになってきたら、
トイレシーツを少しずつ減らしましょう

トイレシーツを減らしても確実にトイレシーツの上で排泄できるようになったら、
トイレサークルの外で排泄させてみましょう。

トイレサークルの外でもしっかりとトイレシーツの上で排泄できたら
トイレトレーニングはクリアです!

柴犬が気をつけるべき病気

アトピー性皮膚炎

柴犬の約10%はアトピー持ちと言われています。

アトピー性皮膚炎については以下の記事で詳しく解説しています、是非ご覧ください!
≫ 【もうかゆくない!】犬のアトピー性皮膚炎を獣医師が徹底解説【完全版】

特に夏場は湿度が高くなりアトピーが悪化する傾向にあるので
定期的にシャンプーやトリミングを利用しましょう。

緑内障

米国獣医眼科学会によると、柴犬は遺伝性の緑内障が多いと言われています。

犬が目を気にする様子痛がる様子が見られれば、すぐに動物病院を受診してください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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