【ペットが病気に!】動物病院を受診する際に超重要な4つのポイント【獣医師が徹底解説】

こんにちは、獣医師ももです。
この記事では、動物を飼い始めた初心者の方に向けて、
動物病院を受診する際のポイントを解説しています。

ペットの様子がおかしいので病院に連れて行きます。
動物病院をを受診する際のポイントを教えてください。

以上のような、動物病院を受診する際の質問に丁寧にお答えします。

✔︎この記事の内容
・動物病院にまずは連絡
・受診の前にペットを綺麗にしない
・フードやおやつを病院に持参する
・可能であればウンチやおしっこも持参しよう

では、一つずつ解説していきます!

目次

動物病院にまずは連絡を

ペットの様子がおかしいと、焦ってすぐに動物病院に行きたくなってしまいますよね。

しかし、病院によっては対応できない病気もあります。

まずは動物病院に連絡し、落ち着いて現在の状況を伝えましょう。
病院のスタッフが対応可能か判断してくれます。
時間の指定があれば、指示に従って動物病院を受診しましょう。

受診の前にシャンプーやトリミングをしない

病院に来る前に、病院のスタッフも気を遣って
シャンプーやトリミングに行かれる飼い主の方がいらっしゃいます。

お気持ちは大変ありがたいのですが、実はその行為NGなんです!

動物に付着した、目ヤニ・ヨダレ・耳アカ・ウンチなどは
病気を診断する際にとても重要な「証拠」となります。

どんなに動物が汚れたり臭くても、そのまま受診してください。
動物病院のスタッフは慣れているので大丈夫です!

いつものフードとおやつを持参しよう

意外と見落としがちなのが、フードやおやつを持参することです。

その動物が、「どのようなフードとおやつを」、「どのぐらいの量を」食べたかどうかは
診察する上でとても重要です。

皆さまも自身の健康診断で食生活を必ず聞かれるかと思います。
動物も同じで、食生活は健康にダイレクトに影響を与えます。

そのため、どこのメーカーのどのラインナップのフードを食べているかどうかを必ず伝えましょう。
*フードを袋ごとそのまま動物病院に持っていくことをオススメします。

可能であれば排泄物も持参しよう

少しハードルは高いですが、可能であれば当日のウンチやおしっこを回収して持参しましょう。

ウンチの回収

ウンチは、キッチンペーパーなどで包み、乾かないように持参すると完璧です。

ウンチには、病気の原因となる寄生虫や細菌が含まれてるいることが多く、
病院に持参することでスムーズにウンチを検査できます。

ウンチを回収するときは必ず手袋をして、素手で触れないように気をつけてください。

おしっこの回収

おしっこは、おしっこをしている時に紙コップなどで直接回収する方法が最も素晴らしい方法です。

床やトイレに溜まったおしっこを回収する方法でも構いませんが、
この場合は、どのような場所でおしっこを集めたかを獣医師に伝えましょう。

おしっこにも、全身の情報を反映する様々な「手掛かり」が含まれているので
頑張って採取しましょう!

おしっこを採取するときも必ず手袋をしてください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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