【猫の爪切りの頻度は?】猫の爪切りを徹底解説【嫌がる時の対処法】

こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です。
この記事では、猫の爪切りについて解説しています。
爪切りの頻度やコツ、猫が嫌がる時の対処法、オススメ商品などを分かりやすく解説していますのでゆっくりと
ご覧ください!

・猫の爪切りの頻度は?コツは?
・猫が暴れて爪切りができません・・・
・猫の爪切りのオススメ商品は?

以上のような、猫の爪切りに関する質問にお答えします。

犬の爪切りについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください!
≫ 【犬の爪切り頻度は月1回で】犬の爪切りのコツとオススメ商品も紹介

この記事はこんな方にオススメ

・猫を初めて飼われる方
・愛猫に長生きして欲しい方
・猫の爪切りが上手くできない方
・猫の爪切りのコツを知りたい方
・オススメの猫の爪切り商品を知りたい方

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そもそも猫に爪切りは必要?

結論から言うと、猫に爪切りは必要です。

「猫は自分で爪研ぎをするから必要ないのでは?」と思われる方もいると思いますが、
爪研ぎは古い爪の層をはがして新しい爪の層を前面に出す行為です。
そのため、爪研ぎをしても爪自体の長さや鋭さはほとんど変化しないのです。

そのため、人や犬と同様に、猫にも爪切りは欠かせません。

猫の爪切りをしないとどうなる?

特に、完全室内飼いの猫の爪は非常に長く・鋭くなる傾向にあります。
そのため、爪切りをしないと様々な健康上の問題が発生します。

飼い主や同居猫が病気になる可能性がある

伸びた爪で引っ掻かれると、皮膚に傷がついてしまいます。
猫の爪には、様々な細菌が付着しているため感染症にかかるリスクがあります。

特に、「猫ひっかき病(バルトネラ症)」や「パスツレラ症」といった感染症は
症状が重篤化する恐れもあるため非常に危険です。

猫に引っ掻かれたり噛まれた時の対処法は以下の記事で解説しています!
≫ 【猫にひっかかれた!】傷が腫れたときの正しい対処法とは?【獣医師が徹底解説】

伸びすぎた爪が根元から折れることも

伸びすぎた爪がソファややカーテン、カーペットなどに引っかかって、爪が根元から折れることがあります。
根元から折れると出血する上に、指の骨が折れてしまう可能性もあるため十分な注意が必要です。

さらに、猫の爪は肉球に向かって弧を描くように伸びるため、
伸びすぎた爪が肉球に突き刺さることがあります。
猫の肉球は非常にデリケートなため強い痛みを感じたり、歩けなくなってしまいます。

猫の爪切りの前に準備するもの

猫の爪切りの前に準備するものは以下の通りです。

・猫専用の爪切り (ギロチンタイプがオススメ)
・猫を保定するためのタオルや洗濯ネット
・止血剤
・チュールなどのご褒美

猫が暴れてしまう場合は洗濯ネットに猫を入れて、切りたい足だけを洗濯ネットから
出して切ると良いでしょう。

止血剤は必ず準備しましょう。
爪切りに慣れていないときはどうしても深く爪を切って出血させてしまいます。
爪からの血は止まりにくいため専用の止血剤があると安心です。

↑獣医師も愛用する止血剤です。一瞬で血が止まるため非常に便利です。

チュールのご褒美は、爪切りの前と後にあげると効果的です。
猫が「爪切り」 = 「楽しいこと」と学習させると爪切りに協力してくれます。

チュールの与え方や注意点は以下の記事からどうぞ!
≫ 【猫にチュールを毎日あげて大丈夫?】チュールの疑問点を全て解説

猫の爪切りのコツ

まずは、猫の爪切りのお手本となるYouTubeの動画を見てみましょう。

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