【犬のシャンプー頻度は?】獣医師直伝の正しいシャンプー法

犬の正しいシャンプー頻度で洗われる犬

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当サイトの全ての記事は専門性を高めるため
複数の現役獣医師が監修&執筆しています。

こんな方に最後まで読んでいただきたいです!

・犬の正しいシャンプー頻度を知りたい方
・愛犬を自宅でシャンプーしたことがある方
・愛犬がアトピーやアレルギーを持っている方

こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です。

少しずつ気温も高くなってきて、自宅で愛犬を
シャンプーする方も多いのではないでしょうか?

しかし、犬のシャンプーは正しい頻度・方法
行わないと効果はありません。

誤ったシャンプーは肌に悪影響を
与えることもあります。

そこで、この記事では
現役獣医師がトリマー直伝の

正しい犬のシャンプー頻度・方法」を

詳しくご紹介します!

「記事を読むのがめんどくさい!」
という方に結論をお伝えすると、
成犬のシャンプー頻度は1ヶ月に1〜2回

洗う時はミラブルを使うことがおすすめです
獣医師が断言します

獣医師である私も自宅でミラブルを愛用しており、
よく愛犬のゴールデンをシャンプーしています(笑)

普通のシャワーヘッドで洗っても、
中々臭いが落ちない上に脂っぽさも残るのですが
ミラブルで洗えば、子犬の頃のような毛並み
なるので、もう手放せません!

気になる方はミラブルの公式HPを
チェックしてみてください!

愛犬の体臭もこれだけで解決♪
獣医師も愛用する魔法のシャワーヘッド!

目次

【犬種・年齢別】犬の理想のシャンプー頻度

シャンプーされて喜ぶ犬

犬の理想のシャンプー頻度は
犬種や年齢によって大きく異なります。

ここがポイント!

・長毛種の子犬:2ヶ月に1〜2回
・長毛種の成犬:1ヶ月に1〜2回
・長毛種のシニア犬:1ヶ月に1回

・短毛種の子犬:2ヶ月に1回
・短毛種の成犬:1ヶ月に1回
・短毛種のシニア犬:1〜2ヶ月に1回

長毛種の場合

ポメラニアン、ヨークシャテリア、プードル、
ゴールデン、サモエドなどの長毛種は
毛が密集していて皮膚が蒸れやすいため
最も入念なシャンプーが必要な犬種
です。

シャンプーの頻度は、

子犬 (生後10ヶ月ごろまで)2ヶ月に1〜2回
成犬 (8歳ごろまで):1ヶ月に1〜2回
シニア犬 (8歳以上):1ヶ月に1回

が理想的と言われています。

長毛種の場合は、毛が長くて普通のシャワーヘッドではかなり洗いにくいので、ミラブルは必須です。

美容効果や節水効果も高いので
この機会に購入しましょう!

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短毛種の場合

ミニチュアピンシャーやボストンテリア、柴犬、パグ
などの短毛種は、長毛種よりは汚れにくいですが、
ご自宅でのシャンプーは欠かせません。

実は柴犬やパグなどの短毛種は
皮膚トラブルがとても多い犬種でもあります。

長毛種ほど頻繁なシャンプーは必要ありませんが、
以下を目安にシャンプしてあげましょう。

子犬 (生後10ヶ月ごろまで)2ヶ月に1回
成犬 (8歳ごろまで):1ヶ月に1回
シニア犬 (8歳以上):1〜2ヶ月に1回

肌トラブルを起こしやすい犬の場合

犬種やアレルギー・アトピー体質によっては、
他の犬よりも肌トラブルを起こしやすいことがあります。

過去に膿皮症やアトピー性皮膚炎になったことが
ある場合は、夏場は2週間に1回程度のシャンプー
おすすめします!

犬のシャンプーに用意するもの

犬のシャンプーに欠かせないミラブル

犬のシャンプーは少し道具に
こだわるだけで、サロン並みに
綺麗に洗うことができます!

絶対に用意するもの

・ミラブル (マイクロバブルが重要)
・犬用シャンプー&リンス

・風量の強いドライヤー
・吸水速乾性のタオル
・コーム (ブラシ)

ミラブル (シャワーヘッド)

ミラブルで顔を洗う女性
マイクロバブルで毛穴の汚れを落とすミラブル

犬のシャンプーに欠かせないのがミラブルです。

ミラブルはウルトラファインバブル
呼ばれる超微細気泡を含む水流を作り出す
シャワーヘッド。
小さな気泡が毛や毛穴に入り込むことで、
油性ペンも洗顔剤なしで落とすことができます。

特に長毛種やダブルコートの犬種は、
一般のシャワーヘッドでは地肌を十分に洗うことが
できません。

実際に、通常のシャワーヘッドを使って
シャンプーをしていたことで、地肌の汚れを
完全に落としきれずに皮膚炎となった
トイプードルを診察したことがあります。

ミラブルを使えば、細かい気泡が密集した毛を
通り越して、地肌の汚れを洗い流してくれる
ので
体臭や脂っぽさも完全になくなります!

私も毎日愛用しています!
美容効果もあるので
一石二鳥です (笑)

メリットデメリット
犬の汚れや体臭を
完全に落とせる

柔らかい水流なので
シャワーが苦手な子でもおとなしくシャンプーできる

1年間で約2万円分の
節水効果がある

人の美容効果
(毛穴汚れやくすみ)
値段がやや高め
(49,390円)

水がやや冷たく感じるようになるので
給水温度を1〜2℃
上げる必要がある
ミラブルのメリットとデメリット

私も最初は、

シャワーヘッドに5万円は高い・・・

と思っていましたが、
使用してから明らかに水道代が安くなったので、
使い出して2年ほどで元が取れました!

もちろん、飼い主様が毎日使うことで
美容効果も期待できるので、
愛犬と一緒にキレイになりましょう♪

気になる方は公式HPをチェックしてみてください!

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犬用シャンプー&リンス

シャンプーやリンスは犬専用のものであれば
お好きなものを選んで大丈夫です。

人のシャンプーは洗浄力が強すぎるので
絶対に使わないでくださいね。

私はオーガニック系で無添加の
ものを選んでいます。

ドライヤー

ドライヤーはしっかりとこだわることを
おすすめします。

ポイントは軽くて風量が強いこと。

ドライヤーの風量や熱量が弱いと
完全に乾かすことができずに
悪臭や皮膚炎の原因になります。

私が愛用しているのは、 
batonのスティック型軽量ドライヤーです。

獣医師も愛用するbatonのスティック型ドライヤー
獣医師も愛用するbatonのスティック型ドライヤー

ペットのドライヤーは
広範囲を同時に乾かせる
スティック型が断然おすすめ!

batonは台風並みの風量で、風が強すぎるほど (笑)

トイプードルであれば10分ほど、
ゴールデンなら20分ほどで完全に乾きます。

メリットデメリット
風量2.0㎥/minの台風並みの風量で
10分以内に乾く

298gの超軽量で
500mlペットボトルの
半分程度の重さ

最高温度が85℃と
暑すぎないので
犬が火傷しない
コードが細いので
噛まれたらすぐに断線する可能性がある
batonのメリットとデメリット

ペットを乾かすのに時間がかかっている人は
是非batonのドライヤーを試してみてください!

犬の正しいシャンプーの仕方

正しい方法でシャンプーされる犬

犬は全身が毛で覆われているので、
人の髪の毛を洗うように洗っていても
汚れは全く落ちません。

トリマー直伝の洗い方を
詳しく解説していくので
しっかりマスターしてください!

犬の正しい洗い方

①まずは体調のチェック
②ブラッシングで毛流れを整える
③シャワーの温度と水圧のチェック
④ぬるま湯で体全体を濡らす
⑤肛門腺を絞る (スキップしてもOK!)
⑥シャンプーを泡立てて優しく洗う
⑦完全にシャンプーを洗い流す
⑧リンスで仕上げ
⑨タオルドライで水気を取る
⑩ドライヤーで完全に乾かす

まずは体調のチェック

いきなりシャンプーをしてはいけません。

まずは愛犬の体調をしっかりチェックしましょう。

・元気、食欲がしっかりあるか
・ぐったりしていないか
・どこかを痛がる様子がないか
・ワクチン直後ではないか
・病気の治療中ではないか

上記5項目をクリアしたら、
シャンプーに進みましょう!

ブラッシングで毛流れを整える

体を濡らす前にブラッシングを行います。

ブラッシングは毛流れに沿って、
頭→尻、体幹→足先の方向で進めます。
この時、力を込めてはいけません。

シャンプー前にブラッシングを行うことで
大きな汚れを落とせたり、毛玉の解消、
毛並みが良くなる効果が期待できます!

シャワーの温度と水圧のチェック

続いて、シャワーの温度と水圧のチェックです。

いきなりシャワーをすると
熱湯が出たり、強い水圧で犬が驚くことがあり、非常に危険です。

犬をシャンプーする時の水温は37℃程度、
水圧は少し強めで行います。

人がシャンプーする時の
感覚でOKです!

シャワーをする前に、必ず飼い主さんご自身の手で温度を確認するようにして下さいね。

ぬるま湯で体全体を濡らす

ついに、シャワーのスタートです!

体が濡れていないと、
シャンプーがよく泡立たないので、
まずはぬるま湯で体全体を濡らします。

一部のサイトで、
毛が乾いた状態でシャンプーをすると毛や皮膚を傷める」とありますが、
乾いた状態でシャンプーをしても
毛や皮膚を痛めることはありません。
誤った情報にご注意ください。

濡らす順番に決まりはありませんが、

背中・お腹→お尻→足→顔周り

以上の順番で洗うトリマーさんが多いです。

顔回りにお湯をかけるときは、
片手で愛犬のマズル (鼻先)を持って、
顔を斜め上向きにしながらゆっくりとシャワーを
かけましょう。

耳の中に水が入ると嫌がるので、
耳は外側を軽く濡らすだけでOKです。

耳の中の汚れは耳掃除の時に
拭き取りましょう!

肛門腺を絞る (スキップしてもOK!)

肛門腺を絞れる方は、
このタイミングで絞ってしまいましょう。

肛門腺:犬や猫の肛門周囲に存在する
臭い液体を分泌する器官。
マーキングのために非常に強い悪臭を
放つ。

「肛門腺を絞ったことがない」
という方はスキップしてOK!

肛門腺は獣医師でも絞るのが難しいことがあり、
飼い主様が無理に絞ろうとすると
肛門腺が傷つくことがあります。

肛門腺はうんちの時に自然に排泄されるので
1ヶ月に1回程度絞れば大丈夫なんです。

心配な方は獣医師やトリマーに
お願いしましょう!

肛門腺の絞り方

①利き手の反対の手で、尻尾を掴んで
 上方向に引っ張り上げる。

②肛門を時計に見立てて、4時と8時の方向に
 プクッと膨れたものがあればそれが肛門腺。
 まずは肛門腺を見つけましょう。

③ティッシュを2~3重に重ねて、
 肛門腺の少し奥に押し込んで、
 そのまま上方向に絞りあげると
 茶色い臭い液体が出てくる。

肛門腺は本当に臭いので
汚れても良い服装で
絞りましょう。

シャンプーを泡立てて優しく洗う

500円玉サイズほどのシャンプー剤を手に出し、
洗面器に泡立てておきましょう。

シャンプー剤を直接体の上で泡立てるよりも
濃密な泡を作ることができて、綺麗に洗えます。

逆さまにしても垂れないほど濃密な泡ができたら
体を洗っていきます。

おすすめの洗う順番は、

①背中〜お腹
②お尻
③足先 (肉球の間も)
④後頭部付近
⑤顔周り (耳、口の周りも)

シャンプーが目に入らないように
顔周りは最後に洗うのが鉄則!

耳周りや口周りは洗いにくいですが、
1番汚れる部分なので、
指の腹を使って少しずつ擦るように洗いましょう

完全にシャンプーを洗い流す

洗い終わったら、
ぬるま湯で完全にシャンプーを洗い流します。

洗い流す順番は洗う時と逆で、顔から始めます。

顔周り
後頭部付近
背中〜お腹
お尻
足先

ミラブルのミスト水流を使って
洗い流すのが1番綺麗になります。

トイプードルは太い毛がカールしているので、
地肌についたシャンプーは中々落とし切れません。

5分以上かかりますが、
焦らずじっくりシャワーをしてください。

この工程が1番時間がかかります。下から上に向かって
丁寧に時間をかけて洗い流しましょう。

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リンスで仕上げ

シャンプーを完全に洗い流し終わったら、
仕上げにリンスをして終了です。

10円玉サイズのリンスを手に取り、
手に十分伸ばしたら、毛全体に馴染ませましょう。

リンスも完全に洗い流すことが大切なので、

顔周り
後頭部付近
背中〜お腹
お尻
足先

シャンプーを洗い流す時と同じ順番で
シャワーをかけていきましょう。

リンスは100%必要なわけではありません
が、リンスをすることで毛並みの維持や
ニオイ対策にもなります。

タオルドライで水気を取る

リンスが終わったら、吸水速乾性のタオルで
水気を取っていきます。

この時、ゴシゴシと拭く方が多いですが
せっかく整えた毛並みが乱れてしまう上に、
犬が痛みを感じることがあります。

タオルを体にグッグッと押し当てるようにすると、早く乾きます。

タオルドライをしっかりと行うことで
ドライヤーの時間が短縮できるので頑張りましょう。

ドライヤーで完全に乾かす

最後に、ドライヤーで完全に乾かして終了です。

ドライヤーが不十分だと、生乾きの臭いが発生したり、細菌が繁殖して皮膚炎の原因になります。

風が熱すぎても火傷してしまうので、
ややドライヤーを離して、温度を確認しながら
乾かしましょう。

ドライヤーを振りながら乾かす方が多いですが、とても非効率的。
ブロックごとにしっかりと風を
当てることを意識してください。

獣医師的が愛用するドライヤーは
batonのスティック型ドライヤー!
台風並みの爆風で、
10分程度で完全に乾きます (笑)

特に注意したいシャンプーのポイント

浴槽でシャンプーされる犬
ここがポイント

・ダブルコートは事前のブラッシングが必須
・なるべく低刺激のシャンプーを選ぶ

ダブルコートは事前のブラッシングが必須

ダブルコートはシャンプー前のブラッシングが必須とされています。

不要なアンダーコート (下毛)を取り除くことで、
しっかりと皮膚にシャンプーの泡が届きます。

ダブルコートとは、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)を持つ犬種です。
この2種類の毛のうち、
アンダーコートが春と秋に生え替わります。

チワワ、ダックスフンド、ポメラニアン、柴犬
フレンチ・ブルドッグ、シーズー、パピヨン
ラブラドール・レトリーバー、
ゴールデン・レトリーバー、

などが代表的なダブルコートの犬種です。

毛が2層構造となっているため
しっかりと泡立てて洗うことも意識してください。

なるべく低刺激のシャンプーを選ぶ

たくさんの犬専用シャンプーが販売されていますが、
オーガニック系&低刺激のものを選びましょう。

犬の肌は中性~弱アルカリ性で (人は弱酸性)、
人よりもかなり肌が敏感です。

そのため、通常のシャンプーでは
洗浄力が強すぎることがほとんど。

私は友人のトリマーに勧められて、
低刺激タイプのawamizを愛用しています!

1本で小型犬なら半年分近く
持つので、かなりお得!
定期便だと1,000円OFFなので
断然、定期便がおすすめ♪

犬のシャンプーで失敗しないためのコツ

ここがポイント!

・忙しくない時にシャンプーを行う

・指の腹を使ってマッサージするイメージ

・冬場は事前に浴室を暖めておく

忙しくない時にシャンプーを行う

愛犬のシャンプーは飼い主様が忙しくなく、
時間的・気持ち的に余裕がある時に行いましょう。

これが1番大切です。

この後予定があるのに・・・
早くシャンプーを終わらせないと・・・

という焦った気持ちで
シャンプーをしても良いことはありません。

・犬がおとなしくしないと
 すぐに自分がイライラしてしまう

・犬にも飼い主様の焦りが伝わり、
 シャンプーが苦手になる

・洗いやすすぎが雑になり、
 皮膚炎のリスクが高まる

犬は飼い主様の表情をよく
見ています。
休日の午前などに
じっくりと時間をかけて行いましょう。

冬場は事前に浴室を暖めておく

冬場にシャンプーをする時は
浴室暖房やヒーターを使って浴室を暖めることを
忘れないでください。

犬は体温調節が苦手なので、
濡れたままではすぐに体温が下がります。

子犬やシニア犬の場合は
低体温症で死亡することもあります。

皆さん、温水を使うことは覚えているのですが
浴室を暖めることは忘れがちです。

冬場は1時間前に浴室を暖めておいて、
犬が快適な状態でシャンプーできるように
注意しましょう!

指の腹を使ってマッサージする

犬をシャンプーするときは爪を立てずに、
指の腹を使って地肌をしっかり
マッサージすることを意識してください。

毛についた汚れはシャワーやブラッシングで
簡単に取れますが、地肌についた汚れは
しっかり泡で擦らないと落とせません。

地肌の汚れこそが
悪臭や皮膚炎の原因です。
だからこそ、しっかりと指の腹で
地肌を擦る必要があります。

シャワーで泡を落とすだけではなく、
ミラブルのミスト水流でマイクロバブルを出しながら地肌を擦るのが最も効果的です!

ミラブルのミスト水流

ミラブルを使えば、シャンプーなしで
体を洗い流すだけでも
悪臭が消えるので試してみてください!

やはりのプロのトリマーさんも
ミラブルを使っていますね!

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犬のシャンプー後にするべきこと

シャンプー後にドライヤーで乾かされる犬
シャンプー後にするべきこと

・ドライヤーで完全に乾かす

・おやつなどのご褒美をあげる

・シャンプーした日付をメモする

ドライヤーで完全に乾かす

シャンプーの後はドライヤーを使って
完全に乾かしてあげましょう。

少しでも水分が残っていると、
生乾き臭や皮膚炎、低体温症などの

原因になります。

通常のドライヤーを使って乾かそうとすると、
最低でも30分以上はかかってしまうため、
風量の強いドライヤーを使うことをおすすめします。

私が愛用しているのは
batonのスティック型ドライヤーです!
女性でも扱いやすい300gで、
人の美容にも効果ありです。

ドライヤーに時間がかかりすぎてイライラする
犬の毛並みを綺麗にしたい!

という方は是非batonを試してみてください!

おやつなどのご褒美をあげる

シャンプー後はおやつなどのご褒美をあげることを
忘れないようにしましょう。

シャンプー中におとなしくしていても
実はかなり我慢しているワンちゃんは多いです。

そのような子にシャンプー後にご褒美をあげないと
シャンプーが嫌いになりますよね。

「シャンプーの後は良いことがある」
と学習させることで、シャンプーを
抵抗なくできるようになります。

我が家のゴールデンも
最初はシャンプーを嫌がっていましたが、おやつのお陰で今では
大好きになりました!

自宅でシャンプーした日付をメモしておく

意外と忘れがちですが、
自宅でシャンプーした日付はメモしておきましょう。

最後にいつシャンプーをしたか覚えていないと
次いつシャンプーすれば良いか分からないですよね。

シャンプーは頻度が重要で、
やり過ぎもやらなさ過ぎも

皮膚によくありません。

犬のシャンプーを控えるべきタイミング

病気で苦しむ犬

犬の体調が良くない時や怪我をしている時は
シャンプーをするのは控えましょう。

シャンプーを控えた方が良い時

・発熱している時 (39.0℃以上)
・元気、食欲がない時
・怪我や流血をしている時
・手術後、まだ抜糸していない時
・皮膚に薬を塗った直後
・ワクチン接種の当日
・液体型の駆虫薬を使用した時 (1週間程度)
・妊娠時
・その他獣医師から指示があった時


上記のような場合は、シャンプーをすることで
状態が悪化することがあります。

基本的に、犬の様子に少しでも
異変を感じる時は
シャンプーは控えましょう。

シャンプーは愛犬と飼い主様の両方が
元気な時にするのがベストです。

シャンプーをしても良いかな・・・?」と
迷った時は、自己判断をせずに
獣医師やトリマーに相談するようにしてください!

シャンプーで予防できる犬の皮膚病

皮膚を痒がる犬

シャンプーを正しく行うことで
たくさんの皮膚病を予防できます。

シャンプーで予防できる主な犬の皮膚病

・膿皮症
・マラセチア性皮膚炎
・アトピー性皮膚炎
・ダニやノミの寄生

膿皮症

膿皮症とは皮膚上で常在細菌が繁殖して
痒みや赤み、脱毛などの症状が出る病気です

夏場は皮膚が蒸れやすく、細菌が繁殖しやすいのでシャンプーで皮膚を清潔に保つことが大切です。

毛が脂っぽくなりやすい犬や、
過去に膿皮症になったことがある場合は
最低でも2週間に1回はシャンプーを
することをおすすめします!

薬を塗った直後はシャンプーが
できないので注意しましょう。

マラセチア性皮膚炎

マラセチアというカビが皮膚上で繁殖して
悪臭を放ったり、痒みが現れます。
外耳炎の原因にもなる厄介なカビです。

マラセチア性皮膚炎はジメジメした梅雨の時期に
十分なシャンプーをしていないと起きやすいです。

犬特有の臭いはマラセチアが原因です。

臭いが気になる方はしっかりと
シャンプーで予防しましょう。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、アトピー体質が原因で
皮膚のバリア機能が低下して、
痒みのある湿疹が繰り返しできる病気です。

柴犬ゴールデンラブラドールなどは
アトピー性皮膚炎のリスクが高く、
注意が必要です。

アトピーは、皮膚のバリア機能が低下するため
少しの皮脂や細菌で炎症が起きてしまいます。

皮脂や細菌をシャンプーで
優しく洗い流すことで
アトピー性皮膚炎を予防できます。

アトピー性皮膚炎の場合は、
過度なシャンプーや洗浄力の強いシャンプーを使うと
症状が悪化することがあります。

動物病院で処方される保湿系の
シャンプーを使うことがポイント!

ダニやノミの寄生

キャンプや川遊びなどを楽しんだ後は
ダニやノミがくっついていることがあるので
必ずシャンプーで全身を洗い流しましょう。

ダニやノミはくっついてからすぐに血を吸うわけではないので、帰宅してすぐに洗い流せば
血を吸われることはありません。

ダニやノミは足先お腹、お尻周り
くっついていることが多いです。

ダニやノミの駆虫をしていても、
100%予防できるわけではないので、
外から帰ったら愛犬に寄生虫がついていないか
チェックする癖をつけましょう!

犬のシャンプーに関するQ&A

シャンプーされる犬

診察中によくいただく質問に
まとめて回答します!

Q1.人のシャンプーで洗っても大丈夫?

人と犬の皮膚ではpH大きく異なります。
人は弱酸性で、犬は中性~弱アルカリ性です。
そのため、人のシャンプーを使うことで、
犬の皮膚に強い刺激になったり、
香料が強すぎて犬が嫌がる原因になります。
必ず犬専用のシャンプーを使いましょう。

Q2.シャンプーが苦手な場合はどうする?

体にぬるま湯を少しかけるだけでも良いので
まずは濡れることに慣らしてください。
慣れてきたら足先から少しずつシャンプーを
行いましょう。
どうしても嫌がる場合は、無理をせずに
獣医師やトリマーさんに相談しましょう。

Q3.早く乾かすための方法は?

犬を乾かすの時間がかかる主な原因は
・風量の弱いドライヤーを使っている
・風の当て方が悪い

以上の2点です。

ドライヤーは人間用のドライヤーでも良いので
風量の強いものを選んでください。

個人的に愛用しているのは
batonのスティク型ドライヤー
台風並みの爆風で
10分もかからずに乾きます。

ドライヤーの風量が強くない方は
batonに変更して時間短縮しましょう!

風の当て方は、犬の体に対して垂直に風を当て
不必要にドライヤーを振らないようにしましょう。

まとめ

犬の正しいシャンプー頻度

いかがでしたでしょうか?

本記事の重要ポイントをまとめました。

・犬のシャンプー頻度は
 おおよそ1ヶ月に1回がベスト

・犬のシャンプーにはミラブルが
 欠かせない!

・ドライヤーは軽量で風量の強い
 batonの様なスティック型がおすすめ

愛犬を自宅でシャンプーする方はミラブルを必ず購入しましょう!

飼い主様自身の美容効果もあるため、
ミラブルを使って一緒に綺麗になりましょうね!

愛犬の体臭もこれだけで解決♪
獣医師も愛用する魔法のシャワーヘッド!

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

ペットに関する悩みや獣医師への疑問・質問はご自由にコメント欄に投稿してください。
(コメント欄はこの記事の最下部です)

※いただいたコメントは全て拝見し、

 真剣に回答させていただきます。

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