食物アレルギーの犬にオススメのおやつ3選!【2023年最新版】

食物アレルギーの犬にオススメのおやつ
食物アレルギーの犬にオススメのおやつ

こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です!

皆様の愛犬は食物アレルギーを抱えていませんか?

ある研究によれば、犬の30〜40%は食物アレルギーを持っていると言われており、
飼い主様が気付いていないだけだけかもしれません。

・食物アレルギーを持っていても食べられる
 おやつはあるの?

・食物アレルギー用のフードやおやつの選び
 方が分からない・・・

このような悩みを抱えている方は非常に多いです。

食物アレルギーにも配慮しつつ、美味しいおやつを食べさせてあげたいですよね。

そこでこの記事では、「食物アレルギーの犬にオススメのおやつ」について、
現役獣医師である私が丁寧に解説していきます!

ペットショップやホームセンターには、様々な食物アレルギー用のおやつが売られています。

しかし、獣医師的に自信を持ってオススメできるおやつはほとんどありません・・・

この記事で厳選して紹介するおやつは、実際の動物病院でも売られているほど
信頼と実績のある商品です!

・食物アレルギーの犬にオススメのおやつは?
・犬が食物アレルギーを起こしやすい食べ物は?
・食物アレルギーの犬に手作り食はダメなの?

目次

食物アレルギーの犬にオススメのおやつ3選

食物アレルギーの犬にオススメのおやつ

いきなりですが、食物アレルギーの犬にオススメのおやつを
ご紹介します!

ヒルズ 低アレルゲントリーツ (980円)

私が個人的に一番オススメしているのが、
ヒルズの低アレルゲントリーツです。

加水分解たんぱく質と単一の炭水化物(コーンスターチ)を使用し、
食物アレルギーの犬に対応する療法食のおやつです

分かりやすく言い換えれば、おやつの原材料を限界まで小さく分解して
体内でアレルギー反応が出ないようにしたものです。

・米国の獣医師がNo.1に推奨しているお
 やつです。

・おやつのサイズがやや大きいため、
小型犬の場合には砕いて与える必要がある

いなば 低アレルゲンちゅ~る ターキー (97円/1本)

低アレルゲンのチュールも、食物アレルギーを持つ犬のおやつに最適です!

1本あたりの値段も安く、犬の食いつきも非常に良いおやつです。

・多くの動物病院で販売されている
・ペースト状のため、子犬やシニア犬で

 も食べやすい
・ドッグフードにかけて与えることもで

 きる

PE ソフトトリーツ 低アレルゲン (1646円)

お値段はやや高めですが、ペテッツのソフトトリーツ
食物アレルギーの犬によく処方されます。

小型犬に配慮して小さめのサイズとなっており、犬の食いつきも良いおやつです。

・おやつのサイズが小さく食べやすい
・犬の食いつきが良い

・値段がやや高め

犬が食物アレルギーを起こしやすい&起こしにくい食べ物

犬が食物アレルギーを起こしやすい食べ物

次は食物アレルギーを起こしやすい&起こしにくい
食べ物
を一緒に見ていきましょう。

食物アレルギーを起こしやすい食べ物

犬が食物アレルギーを起こしやすい食べ物は以下の通りです。

肉類(牛、豚、鶏など)、卵、乳製品、穀類(大豆、トウモロコシ、小麦など)

理論上は全ての食品が食物アレルギーの原因となり得ますが、
特に上記の食材には気をつけましょう。

食品添加物や砂糖なども食物アレルギーの原因となります。
人の食べ物は絶対に与えないようにしてください!

食物アレルギーを起こしにくい食べ物

反対に、食物アレルギーを起こしにくい食べ物は以下の通りです。

魚類、ラム肉、カンガルー肉、七面鳥肉、鹿肉など

犬が普段食べ慣れていないものは
食物アレルギーを起こしにくい」と言われています。

犬の食物アレルギーについて

犬の食物アレルギーについて

続いて、犬の食物アレルギーについて
詳しく学んでいきましょう♪

犬が食物アレルギーを持っている確率

冒頭でも触れましたが、犬が食物アレルギーを持っている確率は
30〜40%程度と言われています。

想像するより多くの犬が食物アレルギーを持っていることが分かりますね!

新しいフードやおやつを与えてから、皮膚を痒がったり下痢が続くようであれば食物アレルギーの可能性が非常に高いです。

食べてから症状が出るまでの時間

一般的に食物アレルギーの原因を摂取してから、症状が出るまでの時間は
30分〜2時間程度と言われています。

犬によっては食物アレルギーの原因を摂取してから、数日後に症状が出る場合があります。

そのため、新しいフードやおやつをあげた場合は2〜3日程度は
注意して様子を観察してあげましょう!

手作り食の危険性

手作り食の危険性

結論から言うと、食物アレルギーの有無にかかわらず
手作り食は控えた方が無難です。

獣医師でも手作り食は難しい

栄養学をしっかりと学んでいる獣医師でも
動物の手作り食を作るのは困難です。

犬の栄養要求量や栄養バランスは人と大きく異なる上に、犬が好む味付けを再現することが難しいからです。

・犬がよく食べるようにするために濃い
 味付けにした
・犬が食べてはいけない食材を使ってし

 まった
・腎臓病の犬に塩分やリン、カリウムを

 多く含んだ食事を作ってしまった

これらは全て私が経験した
患者様の失敗談です。

手作り食はできるだけ与えないようにしてださい。

ドッグフードが最適

ドッグフードは製造会社が長年の研究結果をもとに、
犬種や年齢に合わせて最適な栄養バランスに設計されています。

犬にはモグワンをはじめとするプレミアムドッグフードや、
おやつを与えることが大切です。

私は2年位以上、実家の犬には
下のモグワンを与えています。

・犬の食いつきが非常に良い
・動物性タンパク源50%以上
・高タンパク・低脂肪で肥満の犬も
 食べられる
・人の食品工場と同レベルの品質管理
・グレインフリーで消化に優しい
・人工的な香料・着色料不使用

獣医師オススメの食物アレルギー対策

獣医師オススメの食物アレルギー対策

最後に、獣医師オススメの食物アレルギー対策を
見ていきましょう!

人の食べ物をあげない

人の食べ物には、犬の食物アレルギーの原因となる物質が多く含まれています。

人の食べ物をあげてはいないつもりでも、
目を離した隙に犬が盗み食いをしている可能性があります。

飼い主様がご飯を食べているタイミングでは
犬をケージに入れておくことをオススメします!

家族の中でご飯担当を決める

家族の中で、毎日フードをあげる人を決めておきましょう。

こうすることで、フードを二重であげてしまったり、
食べ過ぎで太ることはありません。

あげるドッグフードも一つに統一して、
いつもの時間に決まられた量を与えてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事の重要ポイントをまとめました。

・ヒルズ 低アレルゲントリーツが食物アレルギーの方に最適
・肉類、卵、乳製品、大豆はアレルギーになる可能性が高い
・犬の手作り食はとても危険
・人の食べ物をあげないことが一番の予防、治療となる

以下の記事では、獣医師愛用のプレミアムドッグフードおもちゃサプリメントを紹介しているので、
こちらの記事も合わせて読んでみてください!

犬と猫の超人気おやつ:チュールチュールごはんについても丁寧に解説しています。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ!

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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