【2024年2月】犬のおすすめドライヤー5選!【獣医師解説】

犬のおすすめドライヤー
犬のおすすめドライヤー
この記事はこんな方に最後まで読んでいただきたいです!

・犬のおすすめドライヤーを探している方
・ご自宅で愛犬のシャンプーをされている方
・今のドライヤーで犬を乾かすに時間がかかる方
・すぐに乾いて愛犬の肌にも優しいドライヤーを購入したい方

こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です!

いきなりですが、愛犬家の皆様はご自宅で犬のシャンプーをしていますか?

犬は非常に皮膚病が多いため、最低でも1ヶ月に1回は正しくシャンプーをする必要があります。

もも

犬のシャンプーはミラブルを使うのがオススメ!
私も家もトリミングサロンにミラブルを導入しています♪

シャンプーをしたあとはドライヤーで完全に乾かす必要がありますよね!
この時に犬に適したドライヤーを使うことがとても大切なんです♪

普段の診療の中で、犬のドライヤーに関する以下のような質問を多くいただきます。

犬のおすすめドライヤーは?
人用のドライヤーを使っても大丈夫なの?
犬のドライヤーとブローの違いは?
犬のドライヤーの選び方は?
犬の正しいシャンプードライヤーの方法は?
犬がドライヤーを嫌がって暴れる場合はどうしたら良いの?
犬のドライヤーの最適な温度は?
シャンプー&ドライが有効な犬の皮膚病は?

「記事を読むのがめんどくさい!」、「結論だけ知りたい」という方に結論をお伝えすると、
獣医師が最もオススメする犬用ドライヤーは温度が高すぎない「batonドライヤー」です!

batonドライヤーは超軽量 (なんと290g程度)で大風量、10億個のマイナイオンの放出が特徴で、
飼い主様とワンちゃんの両方に使えるワンランク上のドライヤーです。

もも

私も自分のプレゼントで数ヶ月前に購入しました♪
髪の毛がサラサラになって大満足です!

犬のおすすめドライヤー
獣医師が最もオススメするドライヤー「baton

犬のドライヤーはこれ1台で決まり!
飼い主様も一緒に使える毛艶に特化したドライヤーですぐに乾きますよ♪

しかし、「baton」というドライヤーは、市販のドライヤーと比較すると知名度は低く、
名前を初めて聞いた方も多いかと思います。

そこでこの記事では、動物病院と自宅で実際に1年以上「baton」を愛用している私が、
犬のおすすめドライヤー「batonやドライヤーの方法について詳しく解説します!

少し長くなりますが、できる限り読みやすい文章で分かりやすく解説していくので
ぜひ最後までご覧ください!

タップできる目次

犬のおすすめドライヤー5選

犬のおすすめドライヤー
獣医師が最もオススメするドライヤー「baton
もも

早速ですが、獣医師が厳選する
犬のおすすめドライヤーを5つご紹介します!

第1位:baton

犬のおすすめドライヤー

私が自宅でも愛用する犬のドライヤーはbatonです!

batonは「ドライヤーの究極系」というコンセプトの人用ドライヤーで、
そのデザイン&機能の高さから2022年のグッドデザイン大賞を受賞しました。

犬のおすすめドライヤー
獣医師がオススメするドライヤー「baton」

batonのメリットは以下の4つです。

・スティック型の超軽量で、小回りが必要な小型犬のドライに最適
・1億個のマイナスイオンと赤外線が毛艶と皮膚を美しく維持する
・2.0m3/minの大風量で速乾性が抜群
・熱すぎない絶妙な温度で皮膚と毛を痛めない

もも

実は犬の皮膚は人間よりもデリケート!
熱すぎない絶妙な温度で乾かす必要があります。

私もかれこれ1年以上batonを使ってきましたが、私自身の髪の毛も綺麗になって一石二鳥でした!

 batonはこんな人にオススメ!

・自宅で小型犬のドライヤーを探されている方
・なかなか犬が乾かず、長時間時間がかかってしまう方
・女性でとにかく軽いドライヤーを探されている方
・飼い主様自身も少し高めのドライヤーを使いたい方

犬のドライヤーで迷っているなら、baton一択ですね!

犬のドライヤーはこれ1台で決まり!
飼い主様も一緒に使える毛艶に特化したドライヤーですぐに乾きますよ♪

第2位:Jellyfish ペットヘアドライヤー

続いてオススメするのが、Jellyfish ペットヘアドライヤーです。
その圧倒的な速乾力温度調節機能が最高です。

 Jellyfish ペットヘアドライヤーはこんな人にオススメ!

・大型犬と暮らしている方
・複数の犬と暮らしている方
・とにかく早く乾くドライヤーを探されている方

もも

大型犬や長毛種にとにかくオススメなドライヤーです!

第3位:三ッ谷電機 自立型ペットドライヤー

次にオススメするのが三ッ谷電機 自立型ペットドライヤーです。

トリミングサロンでもよく使用される機種で、
自立式のため両手が空くのが何よりも大きな特徴です。

スタンドの角度や高さは自由に変えられるので、小型犬から大型犬にまで対応可能です。

しかもケージに入れれば、ほったらかしでも犬を乾かすことができます!

もも

私の病院のトリミング室ではこちらのドライヤーを使用しています♪

 三ッ谷電機 自立型ペットドライヤーはこんな人にオススメ!

・犬のドライヤーがめんどくさい方
・隙間時間にパパッとシャンプーして乾かしたい方
・犬がドライヤー中に嫌がってしまう方

第4位:ダイソン Supersonic Shine

犬 ドライヤー オススメ

高級ドライヤーといえばダイソンシリーズですよね。

ずっと気になっていた方も多いのではないでしょうか?

私も使ったことがありますが、とにかく軽いのに風が強いことが特徴的で
人のドライヤーとしても最高品質のものとなっています。

値段がやや高めですが、美容意識の高い飼い主様には特にオススメです!

 ダイソン Supersonic Shineはこんな人にオススメ!

・愛犬と飼い主様の両方がキレイになりたい方
・多少値段が高くても質の良いドライヤーを購入したい方
・犬の毛並みが気になる方

第5位:パナソニック ヘアドライヤー

犬 ドライヤー オススメ

私が個人的に良い!と思っているのが、パナソニック ヘアドライヤー

小型犬などに使いやすいヘッドが小さいタイプで、女性でも扱いやすい軽さが魅力です!

もも

一人暮らしで小型犬を飼っている若い女性は
このドライヤーで間違いありません!

犬のドライヤーの選び方

犬のオススメドライヤー
獣医師が最もオススメするドライヤー「baton
もも

自分でドライヤーを選びたい!という方のために
犬用ドライヤーの選び方を解説します♪

ドライヤーは人用がベスト

結論から言うと、犬のドライヤーには人用ドライヤーを使うのが
一番です!

一部のネットの記事で、
犬の皮膚はデリケートだからより低温の犬用ドライヤーを使うべき
という記述がありますが、大きな誤りです。

犬のドライに慣れていない飼い主様が
低温の犬用ドライヤーを使うと乾かすのに非常に時間がかかります。

最近の人間用のドライヤーも熱さに配慮されているので、
犬が火傷する心配はほとんどありません。

もも

時短のためにも、人用ドライヤーを選びましょう!

小型犬はハンディタイプ一択!

小型犬や子犬は乾かす面積が小さいので
人のドライヤーのハンディタイプで十分です!

ハンディタイプは非常に軽く、扱いやすいのも大きな魅力ですね♪

犬のドライヤーはこれ1台で決まり!
飼い主様も一緒に使える毛艶に特化したドライヤーですぐに乾きますよ♪

大型犬や長毛種は置き型タイプもオススメ

大型犬やゴールデンなどの長毛種は
ハンディタイプでは乾かすのに非常に時間がかかります。

もも

30分以上ドライヤーをしていると
筋肉痛になってしまいます・・・

置き型タイプは片手で愛犬をブラッシングしたり、
動き回る犬を抑えたりとどんな犬にも使いやすいですよ!

ドライヤーが苦手な子には静音タイプ

犬がドライヤーを嫌がる最大の原因は、ドライヤーの音の大きさが挙げられます。

犬用ドライヤーは騒音性にあまり配慮されていないため、
batonダイソンシリーズといった静音性に優れた高級ドライヤーを使うことで
犬のストレスを軽減することができますよ!

犬のドライヤーはこれ1台で決まり!
飼い主様も一緒に使える毛艶に特化したドライヤーですぐに乾きますよ♪

犬の正しいシャンプーの方法

犬のオススメドライヤー
もも

犬のシャンプーを初めてする場合は
以外とやり方がわからないですよね。

シャンプーの流れ

STEP
ブラッシングで毛についた汚れを入念に落とす
STEP
お風呂に35~37℃のぬるま湯をはって犬を入れる
STEP
足先→体→顔の順番にミラブルのミストモードで
体全体を濡らしていく
STEP
シャンプーを泡立てて皮膚を洗う (毛先ではなく皮膚を洗う)
STEP
顔→体→足先の順番にミラブルのミストモードで
優しく泡を落としていく

シャンプーヘッドは断然、ミラブルがオススメです!

もも

肌のくすみや赤みが気になる方は
騙されたと思って購入してみてください!

2週間〜1ヶ月に1回のシャンプーがベスト

ミラブルを使ってシャンプーをすることで毛穴の汚れまでキレイになるため、
シャンプーの頻度は1ヶ月に1回程度でOKです!

アトピー体質の方、夏場に蒸れやすい方、体臭が気になる場合などは、
2週間に1回のペースでシャンプーをしてあげると皮膚を健康に保てます。

もも

毎回シャンプーを使う必要はなく、
ミラブルのミスト当てるだけでもOKです!

犬の正しいドライ方法

もも

現役獣医師が正しい犬のドライ方法をご紹介します!

①シャンプー後、まずはしっかりタオルドライをする
②身体の中心部から末端にかけて乾かしていく
③脇や股が最後まで乾きにくいので念入りに

①シャンプー後、まずはしっかりタオルドライをする

シャンプーが終わったら、まずはドライヤーを使う前にタオルでよく拭き、
十分に水気を取る
ことが大切です。

しっかりタオルドライをすることでドライヤーの時間を短縮できます!

毛の根元の水気を拭き取るイメージでタオルを動かし、
身体全体を乾かしてあげてください。

脇の下・脇腹・内股など身体の裏側部分はドライヤーの風を当てにくいので、
事前にタオルで念入りに水気を取っておきましょう。

②身体の中心部から末端にかけて乾かしていく

ドライヤーを使う際は、全身に満遍なく風を当てるのではなく、
体を小さいブロックに区切り、ブロック毎に乾かしていく方法がオススメです。

1つのブロックが乾くまでは他のブロックに移動してはいけません。
同じブロックに風を当て続けましょう。

もも

必ずやけどには注意してくださいね。
1箇所の皮膚に温風を当て続けないようにしましょう。

「中心部から末端へ」と乾かす方向も大切です。

<獣医師的にオススメの乾かす順番>
1. 背中
2. お腹
3. 手足
4. しっぽ
5. 顔全体

③脇や股が最後まで乾きにくいので念入りに

特に脇や股は水気が乾きづらく、獣臭がなかなか取れません。

拭き残しがあると、膿皮症などの様々な病気になってしまうため
タオルドライの段階から入念に乾燥させましょう。

犬のドライヤーはこれ1台で決まり!
飼い主様も一緒に使える毛艶に特化したドライヤーですぐに乾きますよ♪

④犬のドライヤーの最適温度は80℃程度

犬の皮膚は人の皮膚よりもやや薄いため、90〜100℃では100℃では熱すぎる事があります。

オススメは80℃程度!
これでも一箇所に当て続けると火傷する恐れがあるので注意してくださいね。

犬のドライヤーとブロアーの違い

犬のオススメどらいや
もも

ドライヤーとブロアー型は何が違うのでしょうか?
獣医師がわかりやすく解説します!

✔️ ブロアーの方が圧倒的に風量が強い (犬には強すぎる可能性あり)
✔️ 小型犬〜中型犬はドライヤーで十分

ブロアーの方が圧倒的に風量が強い

ドライヤーとブロアーの1番の違いは風量(風速)です。

ドライヤーは風速12〜20/sほどのやや強めの風で、熱を利用し乾燥させます。
ブロアーは、風速20〜60m/sほどの大風量で、毛についた水分を吹き飛ばします

熱で乾燥させるか、大風量で水分を飛ばすかの違いがあります。

もも

トリミングサロンなどはブロアーを使うことが多いですが、
風が強すぎるあまり一般の方には少し使いづらいかもしれません。

小型犬〜中型犬はドライヤーで十分

結論から言うと、ブロアーは小型犬〜中型犬には風量が強すぎるケースがほとんどです。

子犬や超小型犬はブロアーの風で飛ばされてしまうリスクもあるため、
基本的にはドライヤータイプを購入することをオススメします!

もも

美容師の方や大型犬を乾かすために使う場合は
ブロアーでも大丈夫です♪
ブロアーの方が圧倒的に早く乾きますよ!

犬のドライヤーはこれ1台で決まり!
\飼い主様も一緒に使える毛艶に特化したドライヤーですぐに乾きますよ♪/

シャンプー&ドライヤーが有効な犬の皮膚病

犬のオススメドライヤー
もも

犬の皮膚病の多くはシャンプー&ドライヤーで
予防することができます!

✔️ アトピー性皮膚炎
✔️ アレルギー性皮膚炎
✔️ 膿皮症

愛犬の皮膚病に悩む飼い主様はとても多いです。

薬ももちろん大切ですが、正しくシャンプー&ドライをすることで
多くの皮膚病が改善しますよ!

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はもともとアレルギーを起こしやすい体質の犬や、
皮膚のバリア機能が弱い犬に多くみられる皮膚の炎症を伴う病気です
主な症状は「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを慢性的にくり返すのが特徴です。

アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が低下して、かゆみなどの症状が現れます。

もも

アトピー性皮膚炎のワンちゃんには
できるだけ刺激の少ないシャンプーを選ぶのが大切!

アレルギー性皮膚炎

環境中のダニやホコリ、花粉などが原因で、皮膚にアレルギー反応が生じ
かゆみが現れるものをアレルギー性皮膚炎と言います。

ちなみに、犬や猫の花粉症もアレルギー性皮膚炎の一種です。

もも

アレルギー性皮膚炎のワンちゃんには
最低でも2週間に1回はシャンプーをすることが大切!

膿皮症

犬の膿皮症は皮膚に細菌(主にブドウ球菌)が感染しておこる病気です。
膿皮症は全身のどこにでもおこる皮膚の病気ですが、特に顔まわり、脇、指の間などに起きやすいです。

犬の皮膚は非常に蒸れやすく、細菌感染が起きやすい環境です。

普段からこまめにシャンプーをすることで皮膚を清潔に保つことが大切ですよ!

まとめ

犬のおすすめドライヤー

いかがでしたでしょうか?

本記事の重要ポイントをまとめました。

・犬のドライヤーは人間用ドライヤーを使う
・獣医師が一番良く使うのは「baton」ドライヤー
・ドライヤーの前にしっかりとタオルドライをする
・小型犬にはハンディ型ドライヤーが最適
・シャンプー&ドライで多くの皮膚病を予防できる

以下の記事では、今話題沸騰中のAIM30や、犬の最強おもちゃハーネスペットスエットなどを
紹介しているのでこちらの記事も合わせて読んでみてください!

犬と猫の超人気おやつ:チュールチュールごはんについても丁寧に解説しています。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ!

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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