【公務員獣医師を辞めたい!】失敗しない獣医師の転職法を解説!

獣医師転職のイラスト

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当サイトの全ての記事は専門性を高めるため
複数の獣医師が監修&執筆しています。

こんな方に最後まで読んでいただきたいです!

・現役の公務員獣医師の方
・公務員獣医師で転職を検討している方
・失敗しない獣医師転職のコツを知りたい方

こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です!

保健所や食肉衛生検査所で働く公務員獣医師は
私たちの健康に欠かせない存在です。

一方で、その残業の多さや待遇面の問題から
転職を検討している方が数多くいらっしゃいます。

私の友人も農水省に勤めていましたが、全員が民間の企業に
転職しました。

動物業界は基本的に売り手市場 (転職者が有利)ですが
公務員獣医師の転職はやや難しい場合があるので

この記事では、何度も獣医師転職を経験した私が
公務員獣医師の転職のコツ
分かりやすく解説していきます。

この記事を読むとわかること

・公務員獣医師の転職のコツ
・公務員獣医師が転職するメリット
・公務員獣医師が転職するデメリット

・【結論】公務員獣医師は転職するべきか
・公務員獣医師に転職したい場合
・公務員獣医師の転職体験談

「記事を読むのがめんどくさい!」
という方に結論だけお伝えすると、
公務員獣医師の転職のコツは
獣医師専用の転職エージェントである
VetAgentを有効活用することです!

目次

公務員獣医師の転職の3つのコツ

転職に成功した人

・獣医転職エージェントを利用する
・一般企業への転職を狙う
・自分の適性を知る

獣医転職エージェントを利用する

いきなり結論ですが、公務員獣医師の転職のコツは
VetAgentなどの獣医師専門の転職エージェントを
利用することです。

獣医師専門の転職エージェントはいくつかありますが
基本的に迷ったらVetAgentを利用しましょう。

VetAgentのメリット

・完全無料で利用可能
・業界最大の好条件求人で探し放題
・元獣医師などのアドバイザーが専任で着く
・面接対策や履歴書添削もしてくれる
・厄介な営業や電話が一切なく快適

デメリットとしては、採用成功時にあなたの雇用先に年収の30〜40%の成果報酬が発生することですが
利用者様の負担にはなりません。

公務員獣医師は幅広い職種に対応しているため、
事務処理能力やマルチタスクが得意といった
強力な武器があるのですが、
一方で何かに特化したスキルを習得しづらいという
弱点もあります。

転職は何かに特化したスキルがあった方が
有利なので、公務員獣医師の方の転職難易度はやや高めです。
そこをカバーしてくれるのが、
VetAgentなどの獣医師専門の
転職エージェントです。

あなたの強みや特徴を企業側に正確に
伝えてくれるので、転職の成功確率が
グッと高まります!

一般企業への転職を狙う

過去の事例を見ていても、公務員獣医師から
転職を成功させる方の多くが一般企業に転職しています。


動物病院に就職する場合は、前職で臨床をやっていたなどの例外を除いて、基本的に臨床医として
0からのスタートになります。

これでは給料の大幅アップは
期待できません。

元公務員の方はクレーム対応や事務処理能力、
マルチタスクに優れていることが多いので
一般企業からすると非常に欲しい人材なのです。

製薬企業やその他一般企業の獣医師枠であれば
月給35〜40万+ボーナスという待遇もあるので
気にある方は一般企業を狙ってみましょう!

絶対に譲れないポイントを明確化する

今の仕事のストレスが強すぎて、
「今すぐ辞めてやる!」と半ば衝動的に退職すると
自分の希望がをぼんやりとしたまま転職活動に
進むことになります。

・とにかく獣医師としてやりがいの
 ある仕事がしたい
・ワークライフバランスにこだわりたい
・年収を最重視したい
・リモートで働きたい

というように「これだけは譲れない!」という
ポイントがあるはずです。

まずは絶対に譲れないポイントを明確化して
条件に合った求人だけをピックアップしていくと
転職が成功する確率は高まります!

公務員獣医師が転職するメリット

メリットのイラスト

・給料が上がる
・生活に刺激が出る
・様々なストレスから解放される

給料が上がる

公務員獣医師の平均年収は633万であり、
民間の獣医師の約650万と比べて
約17万円低い結果になりました。

平均月給¥388,685
平均賞与¥1,668,474
平均年収¥6,332,694
公務員獣医師の平均的な給料
参照:職種別職員の平均給与額(総務省/令和3年)

この統計からも分かるように、
公務員獣医師から一般企業や動物病院に転職すると
給料が上がることが期待できます。

17万円って結構大きな違いです。
1ヶ月に換算すると1.5万円の給料アップですからね!

今の給料じゃ物足りない・・・という公務員の方は
転職を視野に入れても良いでしょう。

生活に刺激が出る

公務員獣医師から企業や動物病院に転職すると
生活に刺激が出ます。

公務員獣医師は動物だけではなく市民の健康を
支える非常に尊い仕事です。

一方で、毎日同じ仕事ばかりであったり
書類作成に追われたり
やや退屈な仕事が多いとよく聞きます。

私は同じような仕事を1日中続けるのは苦手なので
公務員は向いていません。

毎日同じ仕事ばかりで退屈!」という方は
企業や動物病院に転職することをオススメします。

様々なストレスから解放される

公務員獣医師は非常に大切な仕事である分、
ストレスも大きい仕事です。

・現場からのクレーム対応
・上司から急に命じられる資料作成
・感染症発生時などの長時間残業
・労働量に見合わない給料

など公務員獣医師のストレス源は書ききれないほど
あります。

当然、ストレスのない仕事などありませんが
製薬会社などの大きな企業は
フレックスで働けたり、外資系ならではの高額な
ボーナスなど様々なメリットがあります。

それぞれの仕事に特有のデメリットはありますが、
公務員獣医師から離れることで
解放されるストレスは多いと言えるでしょう。

公務員獣医師が転職するデメリット

デメリットのイラスト

・残業時間が増える可能性がある
・福利厚生が悪化する可能性がある

もちろん公務員獣医師から転職するデメリットも
あります。

残業時間が増える可能性がある

公務員の年間平均残業時間は、
地方公務員で160時間弱、国家公務員で220時間程度です。

一方、一般的な動物病院の年間平均残業時間は
400〜500時間 (1日あたり2〜3時間)程度
であり、
公務員獣医師よりもはるかに多いです。

その分、残業代は支払われますが
定時で帰れることはほぼ無いので、
仕事後にプライベートの時間をたっぷり確保したい
方は注意しましょう。

福利厚生が悪化する可能性がある

公務員の大きなメリットとして、
充実した福利厚生土日祝の完全休みがあります。

個人が経営している経営規模の小さい動物病院や
中小企業に転職した場合は、
福利厚生が悪化する場合があります。

対策としては、事前に福利厚生の条件を
しっかりと確認したり、
外資系の大企業に転職すると福利厚生の面で
失敗する確率を下げられます。

【結論】公務員獣医師は転職するべき

二人の男性のイラスト

・公務員獣医師の転職は冷静に!
・強いストレスを感じているなら転職しよう

公務員獣医師の転職は冷静に!

個人的には公務員獣医師はかなり恵まれている
仕事だと思っています。

・臨床獣医師よりも圧倒的に残業が少ない
・魅力的な福利厚生
・土日祝休み

というように、臨床系獣医師にはない
様々なメリットがあります。

転職をしてから「公務員に戻りたい!」と思っても
戻ることはできないので、転職を決断する際は
慎重に行いましょう。

強いストレスを感じているなら転職しよう

転職を決断するべき時は
以下のような状況に陥っている時です。

・強いストレスを感じている
・毎朝起きるのが辛い
・上司からパワハラを受けている
・仕事のために生きている感覚がある

一度きりの人生を、仕事が原因で謳歌できないのは
非常にもったいないですよね。

私も仕事が辛い時は
毎日がただ過ぎていくのを
待っているような状況でした。

獣医師資格があれば、様々な仕事に挑戦することが
できます。

今の仕事にこだわらず、是非あなたに合った
仕事を見つけてください!

公務員獣医師に転職したい場合

農場を歩く公務員獣医師

逆に企業や臨床医から公務員獣医師に転職したい
というケースもあると思います。

公務員獣医師に転職する際の注意点は、

・年齢制限がある(30〜40代ごろまで)
 *一部緩和している自治体もあります
・筆記試験と面接試験がある
・原則、副業はできない

筆記試験については国家試験よりはるかに
簡単なので、そこまで心配する必要はありません。

特に、法規・公衆衛生・感染症分野などが
多めに出題されるそうです。

基本的に公務員の副業は法律で禁止されているので
副業をしている方は注意してください。

以下に獣医師枠の公務員試験の日程を
まとめたページがあるので参考にしてください。

>>獣医師枠の公務員試験の日程をチェックする

公務員獣医師の転職体験談

転職体験談を話し合う人のイラスト

私の大学時代の同級生の
転職体験談をご紹介します。

彼女は獣医師免許取得後、農林水産省の獣医師
職員として採用されました。

俗に言う、エリート採用というものです。

しかし、業務は非常に過酷であり、
国会が開かれている間は答弁の内容を確認したり、
現場に出向いて農家の方にヒアリングを行ったりと
とにかく死ぬほど働いたそうです。

家に帰るのは毎日12時を過ぎており、
結局はうつ病に近い状態となって2年足らずで
退職しました。

その後は臨床医として働きましたが、
この職場も非常にブラックで数ヶ月で辞めてしまいました。

友人として近くで見ているのが
とても辛かったのです。

次の転職時、VetAgentのアドバイザーに
企業への転職を勧められ
彼女は製薬会社へと転職しました。

転職は大成功し、彼女は主任研究員として
現在も製薬の現場で働いています!

公務員出身の方は
マルチタスクや事務処理能力に
優れているので、臨床よりも
一般企業の転職が向いている傾向に

あります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、公務員獣医師が転職する時のコツについて
詳しく解説しました。

私自身、獣医師として転職を経験しましたが、
VetAgentを利用したことで理想の職場を
見つけることができました!

獣医師の皆さんが
ご紹介したコツを利用して
最高の職場を見つけることを
祈っています!

この記事の重要ポイントをまとめます。

・公務員獣医師の方は
 企業転職がおすすめ!

・公務員獣医師の方が転職することで
 給料アップやストレスから
 解放される可能性がある

・一方で、残業時間は増えたり
 福利厚生が悪化場合も

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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 真剣に回答させていただきます。

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