こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です!
突然ですが、愛猫家の皆様は猫のおやつの安全性について考えたことはありますか?
市販されている猫のおやつの一部は、嗜好性を高めるために塩分や添加物を大量に使っており、
猫の健康を損なう恐れがあります。
特に塩分が豊富なおやつは猫の腎臓に大きなダメージを与え、
慢性腎臓病の原因となってしまいます。
「記事を読むのが面倒!」、「おすすめの無添加おやつだけ知りたい」という方に結論をお伝えすると、
「ねこぴゅーれ」か「チュール」が一番オススメです!
\獣医師オススメNo.1♪ 水分補給にもなり、脱水による腎臓の負担を軽減します! /
\猫おやつのど定番♪ 「おやつ時間」で猫とさらに仲良くなりましょう! /
普段、猫の診察をしていると以下のような質問をいただきます。
・猫の無添加おやつでオススメはどれ?
・猫用おやつの選び方は?
・猫におやつを与えるときの注意点は?
・病気の猫におやつをあげても大丈夫?
・なかなか水を飲まない猫にオススメのおやつは?
そこでこの記事では、猫3匹と暮らす獣医師の私が、
「猫のオススメ無添加おやつ」ついて詳しく解説していきます!
少し長くなりますが、できる限り読みやすい文章で分かりやすく解説していくので
ぜひ最後までご覧ください!
犬や猫の涙やけや皮膚のかゆみに悩んでいる方は、多くのトリミングサロンでも導入されている
ミラブルでシャンプーすることをオススメします!
私自身もミラブルを3年以上愛用していますが、
お肌のくすみが改善して本当に感謝しかありません・・・
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【獣医師厳選】猫のオススメ無添加おやつ5選
早速ですが、猫のオススメ無添加おやつを5つ厳選して紹介します!
ランキング形式で紹介していますが、1位から5位全て自信を持ってオススメできるおやつのみを厳選しました。
第1位:無添加ピュア ねこぴゅーれ 乳酸菌プラス Premium100
猫の無添加おやつで圧倒的に人気なのが「ねこぴゅーれ 乳酸菌プラス」です。
猫に不足しがちな乳酸菌をトッピングした無添加おやつで、腸内環境も同時に整えることができます。
実際に我が家の愛猫が愛用しているがこの商品です!
ペースト状で水分補給も同時にできるのがさらに嬉しいポイントですね。
\珍しい乳酸菌トッピング! おやつをあげながら愛猫の快便をサポートできます♪/
・愛猫が下痢や便秘になることが多い方
・愛猫があまり水を飲まない方
・獣医師が実際に愛用している無添加おやつをあげたい方
第2位:CIAO(チャオ) ちゅ〜る 贅沢バラエティ
猫の無添加おやつで2番目にオススメなのが「チャオちゅ〜る 贅沢バラエティ」です。
愛猫家達から圧倒的な知名度を誇る”ちゅ〜る”製品で食いつきの良さはダントツ!
値段もかなり低めで、多頭飼いの方に特にオススメですよ。
\お得な大容量パック! 好き嫌いが激しい猫でもバクバク食べてくれますよ♪/
・猫を2匹以上飼われている方
・なるべく安い無添加おやつを選びたい方
・愛猫の好き嫌いが激しい方
第3位:ユーグレナチュレ 猫用おやつ マグロ味 機能性おやつ
次にオススメするのが「ユーグレナチュレ 猫用おやつ」です。
唯一の機能性おやつで、どちらかと言うとサプリメントや薬に近い効果を持っています。
猫の腎臓の正常な働きのために必要とされる「アルギニン」や、
「パラミロン」が腸内フローラ(腸内細菌叢)を整え、健康な便をサポート。正常な免疫機能を保ちます。
より猫の健康をサポートしたい方にオススメです。
\ほぼサプリメントに近い「機能性おやつ」! 愛猫がいつまでも若々しく元気に過ごしてくれます♪/
・愛猫の腎臓や腸内環境、免疫をしっかりケアしたい方
・愛猫が7歳以上にシニア期に入っている方
・おやつと同時にサプリメントの効能も重視したい方
第4位:キャティーマン 無添加良品 おさかな&おにくのよくばり
「キャティーマン 無添加良品」も獣医師の間で非常に評判が良い無添加おやつです。
猫に欠かせない「タウリン」を豊富に含む唯一のおやつで、タウリンは腎臓や心臓に特に重要な栄養素です。
タウリン配合で1,000円以下は正直信じられません・・・
原材料が魚と肉なので、食いつきも最高ですよ!
\珍しいタウリン配合! 愛猫の腎臓や心臓をいつまでも健康に保ちたい方にオススメ♪/
・愛猫の心臓や腎臓の機能が気になる方
・普段あまりサプリメントを与えていない方
・猫の好き嫌いが激しい方
第5位:銀のスプーン 三つ星グルメ にっぽんSelect
最後にご紹介するのが「銀のスプーン 三つ星グルメ にっぽんSelect」です。
皆様も聞いたことがあるはずの “銀のスプーン“シリーズで、
成分や品質、食いつきの良さは流石としか言いようがありません。
3種類の味が1セットになっているので飽きにくいのもポイント!
値段もとにかく安いので、あまり値段をかけたくない方にオススメです。
\3種類の味が1セットに! 値段も安いので多頭飼いの方でも安心して与えることができます♪/
・猫のおやつにあまりお金をかけたくない方
・猫がご飯の味にすぐ飽きてしまう方
・多頭飼い飼育の方
猫用無添加おやつの選び方
猫のおやつにはたくさん種類があって、選ぶのが大変ですよね。
獣医師しか知らない “賢いおやつの選び方”をご紹介します!
①用途にあったタイプを選ぶ
・通常使いならペーストタイプか缶詰タイプ
・腹持ちを重視するならパウチタイプ
・しつけや爪切りのご褒美ならカリカリタイプ
・水分補給ならペットスエットやペーストタイプ
猫ちゃんのおやつには大きく分けて、
①ペーストタイプ ②缶詰タイプ ③パウチタイプ ④カリカリタイプ の4種類があります。
与えるシーンや愛猫の好みに合わせて、最適なタイプを選んでくださいね!
②原材料の良さで選ぶ
パッケージ裏の表記を確認し、原材料ができる限りシンプルで少ないおやつを選ぶのがベストです。
購入前は原材料表を必ず見て、保存料・着色料などがどれだけ含まれているか確認するクセをつけましょう。
③食いつきの良さで選ぶ
せっかく高いおやつを買っても猫が食べないと意味がありません。
猫は犬よりもグルメで偏食なんですよ!
一般的に、ペーストタイプ (匂いが強い)&味のバリエーションが多いタイプ (飽きづらい)が
食いつきが良いおやつの特徴と言われています。
猫は肉や魚、マタタビなどを好む習性にあるので、これらが主成分であるとさらに食いつきが良くなります!
④カロリーで選ぶ
猫にとっても「肥満は万病の元」です。できる限りカロリーが低い商品を選ぶのがベターです。
おやつのカロリーは、1日の摂取カロリー量のうちの20%以内に収めることが推奨されています。
例えば体重3kgの室内猫の場合、1日に必要なカロリーは約150kcalですので、おやつの目安は30kcalまでとなります。
⑤成分や機能で選ぶ
高齢猫であれば腎臓機能をサポートするおやつを、
口臭や歯周病を予防したい方は歯磨き成分を含んだおやつなど成分や機能で選ぶのもオススメです。
おやつだからあまり効果はないのでは?と思う方も多いと思いますが、
おやつも侮れません。
実際に動物病院で機能性おやつを販売して治療をサポートすることはよくあります!
\猫の歯周病対策に! これで猫の口臭とおさらばできますよ♪/
猫に無添加おやつを与えるときの3つの注意点
猫におやつを与えるときの3つの注意点があります!
一つずつ順に見ていきましょう。
①生後半年までの子猫にはできるだけおやつを与えない
②しっかりとおやつの量を測って与える
③開封後はできるだけ早く使い切る
①生後半年までの子猫にはできるだけおやつを与えない
猫ちゃんにおやつをあげるのは生後半年を過ぎてからにしましょう。
生後半年までは急激に成長する時期 (成長期のピーク)ですので、
可能な限り総合栄養食を与えてしっかりと成長を促してあげてください。
②しっかりとおやつの量を測って与える
意外と多いパターンがついついおやつをあげ過ぎて、太ってしまうパターンです。
「肥満は万病のもと」という言葉があるように肥満になって良いことは何一つないので注意してください。
パッケージの裏に体重毎のあげる目安量が書かれているので、
それを参考にしてください。
ちなみに、チュールであれば1日1〜2本が目安です!
③開封後はできるだけ早く使い切る
無添加おやつは体には良いですが、保存料などが一切入っていないため
開封後にすぐ品質が低下してしまうというデメリットもあります。
開封後はできるだけ早く使い切ることを意識し、
変な匂いがする場合は必ず与えないようにしましょう。
病気の猫に無添加おやつをあげてもOK!
よく「病気の猫におやつをあげても良いの?」と質問されます。
結論から言うと、多くの場合あげても大丈夫です!
塩分量には要注意
腎臓病などで獣医師から食餌制限を受けている場合はダメですが、
それ以外の場合はいつも通りおやつをあげても大丈夫です!
塩分量には注意してくださいね。
水分補給が同時に行えるペースト状がオススメ
病気の時はカリカリタイプではなく、ペースト状のおやつがオススメです!
病気の時は水を飲む気力がなく、脱水になりやすいため回復がさらに遅くなってしまいます。
そんな時にペースト状のおやつがあれば、
気軽に水分補給が可能ですよ!
\病気の時に特にオススメ! 少しでも早い回復サポートしてくれます♪/
腎臓病や食物アレルギーの場合は注意が必要
一方で、腎臓病や食物アレルギーの場合は注意が必要です。
腎臓病は食餌療法 (塩分量やリン、タンパク質の摂取量が重要)が、
食物アレルギーは低アレルゲン食が重要となります。
市販のおやつは過剰な塩分やアレルゲンを多く含む可能性があるため、
獣医師と相談してからあげるおやつを決定しましょうね!
なかなか水を飲まない猫にオススメの無添加おやつ3選
猫は祖先が砂漠で生活していたこともあり、
なかなか水を飲んでくれません。
水分補給は猫の腎臓に大きな負担をかけてしまいます。
第1位:健康缶 水分補給 まぐろペースト
第2位:CIAO (チャオ) ちゅ~る 水分補給 まぐろ 海鮮ミックス味
第3位:はごろも 飲む無一物 パウチ キャットフード まぐろ
番外編:自動給水機
第1位:健康缶 水分補給 まぐろペースト
猫の水分補給に最もオススメなおやつが「健康缶 水分補給 まぐろペースト」です。
大学病院でもよく購入されており、手術後で中々水を飲めない子に与えることが多いです。
イメージは「猫のアクエリアス」!
猫の体液に限りなく近い成分で健康をサポートしてくれます。
\猫の体液に限りなく近い成分! 水分補給で少しでも長く健康に暮らしましょう♪/
第2位:CIAO (チャオ) ちゅ~る 水分補給 まぐろ 海鮮ミックス味
次にオススメなのが「CIAO (チャオ) ちゅ~る 水分補給 まぐろ 海鮮ミックス味」です。
ど定番のちゅ〜るから水分補給に特化したおやつが発売され、とても話題になりました。
通常のちゅ〜るより水分量がかなり多めに設定されておりますが、味は通常のちゅ〜るとほぼ同じです!
今までちゅ〜るをあげてきた方に特にオススメです!
\定番のチュールで水分補給! 猫が水を飲まなくて心配することがなくなりますよ♪/
第3位:はごろも 飲む無一物 パウチ キャットフード まぐろ
最後に紹介するのが「はごろも 飲む無一物」です。
既に腎臓病を患っていたり、できるだけ無添加なおやつを与えたい方に特にオススメ!
\無添加の水分補給! シニア猫でも食べやすく長生きをサポートしてくれます♪/
番外編:自動給水機もかなり有効!
番外編として、おやつではありませんが猫の脱水対策に最も有効なのが自動給水機です。
近年、論文で「自動給水機を使用する方が一般的なお皿からよりも多くの水を飲む」ということが証明されました。
自動給水機から発生する音に興味を持ち、
多くの水を飲んでくれるみたいです。
多くの水を飲むことで腎臓の負担が軽減され、いつまでも長生きしてくれますよ!
\論文で有効性が証明!設置することで猫がさらに水を飲むようになります♪/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事の重要ポイントをまとめました。
以下の記事では、今話題沸騰中のAIM30や、犬の最強おもちゃやハーネス、犬用おせちなどを
紹介しているのでこちらの記事も合わせて読んでみてください!
犬と猫の超人気おやつ:チュールやチュールごはんについても丁寧に解説しています。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ!
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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