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・愛犬と暮らしている方
・犬に負担の少ないハーネスを探している方
・犬に首輪をつけている方
・犬が気管虚脱と診断された方
こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です!
愛犬とのお散歩に欠かせない首輪やハーネス。
実は、首輪は首や気管に負担をかけるため
ハーネスが推奨されていることをご存知ですか?
老犬や気管が細い小型犬は
特にハーネスを選ぶべきです。
そこで、この記事では現役獣医師の私が、
「犬の負担が少ないおすすめのハーネス」
について分かりやすく解説します!
・犬の負担が少ないおすすめハーネス5選
・おしゃれなハーネス5選
・ハーネスと首輪の違い
・ハーネスのメリット・デメリット
・首輪のメリット・デメリット
・ハーネスと首輪のどちらを選ぶべきか
知り合いのブリーダーや
獣医師仲間のほとんどが
ペルロスのハーネスを愛用しています!
犬の負担が少ないおすすめハーネス5選
実際に私が病院や自宅で使用しているハーネスを5つご紹介!
・ペルロスハーネス
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ペルロスハーネス
ベスト型
ベスト型のハーネスは生地の面積が大きく柔らかい素材で作られています。
そのため、犬にかかる負担が最も小さいハーネスでもあります。
ファッション性も高く、犬の名前やイラストがプリントされた
ハーネスを購入することもできます。
全ての犬におすすめできる万能型のハーネスです。
八の字型
8の字型のハーネスは特徴的な形で、数字の「8」のように見えるハーネスです。
2つの輪が付いていて、1つの輪を首に、
もう1つの輪を胴体に巻いて使用するハーネスです。
特に大型犬で装着しやすいハーネスとなっています。
H字型
H字型のハーネスは、シンプルな構造となっており
大きな2つの輪がありそれぞれの輪に前足を入れて装着します。
小型犬で特に装着しやすくおすすめのハーネスです。
ハーネスと首輪の違い
現在〝ハーネス〟と呼ばれているものは、犬の胴体に装着する胴輪の事です。
首輪との違いは、もともと犬ゾリや荷物を引っ張るために開発されたものであるため、
ハーネスは首輪よりも犬の体に負担がかかりづらい形状になっています。
ハーネスのメリット・デメリット
ハーネスの方が首輪よりも気管への負担が少ないことは確かですが、
ハーネスにもメリット・デメリットが存在します。
ハーネスのメリット
気管への負担が少ない
ハーネスは犬の胴体に装着するため、犬を強く引っ張っても喉の気管が潰れたり、首を絞めるような形にはなりません。
特に短頭種や小型犬は加齢とともに気管が潰れやすくなることがあります。
そのため、短頭種や小型犬、呼吸器系の疾患がある犬などは首輪よりもハーネスの着用が推奨されます。
脱走のリスクが低い
ハーネスは上半身を前足から胴体にかけて固定する構造になっており、首輪よりも抜けづらいのは
大きなメリットです。
首輪が犬の首から抜けてしまわないか心配な飼い主様はハーネスを試してみても良いでしょう。
犬の突然の動きを制御できる
首輪で犬の突然の動きを制御するにはテクニックが必要ですが、ハーネスはより広い面積で犬を包み込むため、比較的簡単に犬を制御できます。
例えば、散歩中に他の犬と喧嘩になった時など予期せぬ事態が起きた時に、胴体から包み込むハーネスの方が犬を制御しやすいです。
ハーネスのデメリット
引っ張り癖が治らない可能性がある
ハーネスは犬にとって快適であるため、散歩中に犬が飼い主様を引っ張る形になることがあります。
これは非常に良くない状況です。
なぜなら、散歩の主導権を握る必要があるのは飼い主様の方だからです。
犬に引っ張られていてはいつまでも引っ張り癖が治りません。
引っ張り癖を治したい場合は首輪を使用するか、
引っ張り防止用のハーネスを使うようにしましょう。
コーギーのように足が短いと外れやすい
ハーネスは、首輪に比べて外れにくいと言われていますがコーギーやダックスのような足の短い犬ではハーネスが抜けやすいというデメリットがあります。
理由はハーネスは前足から胴体に装着するため、
前足が短いとすぐにずれ落ちてしまうためです。
コーギーやダックスのような足の短い犬でハーネスを装着する場合は十分注意してください。
首輪のメリット・デメリット
ハーネス同様に、首輪にもメリット・デメリットが存在します。
首輪のメリット
引っ張り癖を治しやすい
首輪を使うと犬の引っ張り癖が治りやすいと言われています。
首は犬の急所であり、首への刺激は犬にダイレクトに伝わります。
そのため、母犬が子犬を躾ける時も首を噛みますし、警察犬がトレーニングを行う際も必ず首輪を使用します。
犬が散歩中に強く引っ張ってくる場合は、
首輪を用いて犬を制御するとよいでしょう。
常に鑑札や名札などを取り付けられる
首輪には鑑札 (狂犬病ワクチンを接種したことを証明する札)や名札、迷子札を付けることができます。
首輪は基本的に24時間着用するため、万が一迷子になった場合や災害時などのもしもの時にはぐれてしまった場合でも犬を見つけやすくなります。
ハーネスは散歩の時にのみ装着することが多いため、ハーネスを使用されている方は名札や鑑札をつけた首輪やチョーカーを着けておくことをオススメします。
首輪のデメリット
気管への負担が大きい
首輪を引っ張ることは犬の首を絞めることとほぼ同じです。
首輪を強い力で引っ張ると、脊髄損傷や呼吸困難など深刻な怪我につながる可能性があるため注意が必要です。
首が細い小型犬や鼻が潰れている犬は
特に気管が弱いため、首輪を強く引っ張り過ぎないよう注意しましょう。
サイズが合っていないと容易に首輪が外れる
犬の首の太さに対して首輪が大き過ぎると
首輪が犬の頭から外れることがあります。
首輪が外れて犬が制御できなくなると
交通事故や迷子などに発展する可能性があるので注意しましょう。
*適切な首輪の大きさは、首輪を装着した状態で
首に指2〜3本分が入る程度が目安となります。
ハーネスと首輪のどちらを選ぶべきか
それぞれの犬の特徴をしっかりと理解して、
ハーネスと首輪のどちらが適切か判断しましょう。
ハーネスがおすすめな犬
引っ張り癖がなく、落ち着いている犬
散歩中の引っ張り癖がなく、落ち着いた性格の犬は
引っ張り癖を直す必要性がないため、
体への負担が少ないハーネスを選ぶと良いでしょう。
気管が弱い犬・鼻がつぶれている犬
気管が弱く頻繁に咳をしている犬や鼻がつぶれている犬は気管虚脱という気管が変形して潰れる病気にかかりやすいです。
気管虚脱を悪化させないためにも、
気管が弱い犬や鼻がつぶれている犬は気管への負担が少ないハーネスがおすすめです。
シニア犬
ハーネスは犬自身の体にかかる負担が分散されるためシニア犬に向いています。
シニア犬になると引っ張る力も弱まってくるため、
わざわざ首輪を選ぶ必要はありません。
首輪がおすすめな犬
引っ張り癖が強い犬
先ほども述べましたが、首輪は犬のトレーニングやしつけに最適です。
そのため、警察犬の育成にはハーネスではなく首輪が使われます。
散歩中の引っ張り癖が強い場合は、
飼い主への支持が伝わりやすい首輪がオススメです。
コーギーのように足が短い犬
コーギーやダックスのように足が短い犬は
ハーネスがずり落ちてしまう可能性が高いため
首輪の方が安全です。
犬の負担が少ないおすすめ首輪3選
プレーンカラータイプ
プレーンカラータイプの首輪はみなさんがイメージする最も基本的な首輪です。
犬の首の太さに合わせて首輪の太さを調整することができるため最も使いやすく万能型の首輪です。
今回ご紹介する首輪は、首輪の太さが太いため
首に食い込まずに気管へ優しい設計となっています。
リミテッドスリップカラータイプ
リミテッドスリップカラータイプの首輪は飼い主さんや犬がリードを引っ張ると、
自然と首輪が締まって抜けない構造になっている首輪です
*もちろん際限なく締まるわけではなく、調整用の輪が付いています。
引っ張り癖を治したい飼い主さんや
引っ張る強さが強い大型犬などにオススメの首輪です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は犬のハーネスと首輪の違い、ハーネスのメリットなどを解説しました。
以下の記事では、獣医師が選ぶおすすめのドッグフードやキャットフードを
紹介しているので、こちらの記事もぜひ合わせて読んでみてください!
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≫ 【獣医師解説】市販のおすすめキャットフード5選【2023年】
さらに、以下の記事では犬と猫のおやつについて徹底解説しているので
こちらもぜひチェックしてみてください!
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この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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