【グレインフリーのドッグフードとは?】獣医師が選ぶのはこれだ!

グレインフリーのドッグフードを獣医師が解説!

【当サイトにはプロモーション広告が含まれます。】

当サイトの全ての記事は専門性を高めるため
現役の獣医師が監修&執筆しています。

こんな方に最後まで読んでいただきたいです!

・高品質なドッグフードを探している方
・グレインフリーのフードに興味がある方
・食物アレルギーの発症が心配な方
・獣医師オススメのドッグフードを知りたい方

こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です!

ペットと暮らす方が頭を抱える病気と言えば
食物アレルギー下痢ですよね。

そんな食物アレルギーや下痢に対する救世主と
なり得るのが、グレインフリーのフード

グレインフリー小麦、トウモロコシ、米などの穀類を使用していないフードのこと。

グレインフリーのドッグフードは
愛犬のお腹が弱い方食物アレルギー対策を
したい方
にとって、理想的なフードです。

そこで、この記事では現役獣医師で
実際にグレインフリーのネルソンズ
3年以上愛用する私が、

グレインフリーのメリット・デメリット
実際の使用感おすすめのフード

などについて徹底解説します!

結論、グレインフリーのドッグフードは、

①低アレルゲン性&高タンパク質
②消化に優しい
③食いつきが良い

このような特徴を持っています。

私はグレインフリーの
ネルソンズを愛用中です!

グレインフリーのドッグフードの品質は最高ですが
値段がやや高め悪いので、正直に言うと、
全員におすすめできるフードではありません。

グレインフリーにがまさにピッタリな方

・愛犬の食物アレルギーを予防したい方
・愛犬がよく下痢をする方

・愛犬の健康の為に月1万円ほど投資できる方

このような方は是非グレインフリーを
試してみてください!

タップできる目次

グレインフリードッグフードの特徴

グレインフリードッグフードの特徴

「グレインフリーってよく聞くけど、
 どんな特徴があるの?」

そんな飼い主様のために、
グレインフリーのドッグフードが選ばれる理由
分かりやすくご紹介します!

お腹の状態が安定する

犬や猫はもともと完全肉食動物なので、
穀物の消化があまり得意ではありません。

特に、小麦やトウモロコシは消化に負担がかかることがあり、これが原因で下痢や便がゆるくなる子も
非常に多いです。

でも、グレインフリーのフードなら穀物を使っていないので、お腹に優しく、便の状態が安定しやすいんです!

うちの子、よくお腹を壊すなぁ…
という方には是非試してほしいです!

食物アレルギーの発症リスクを抑える

実は、小麦やトウモロコシなどの穀物が原因で
アレルギーを引き起こす犬は少なくありません

フードを変えた後に、

「最近、かゆがっている」
「皮膚が赤くなりがち」
「涙やけがひどくなった…」

という症状がある場合、もしかしたら
フードの穀物が体に合っていないのかもしれません、

グレインフリーのフードなら、
穀物を一切使用していないため
穀物アレルギーの発症リスクを
グッと抑えられます。

敏感肌や涙やけが気になる
ワンちゃんにもおすすめです!

筋肉量の維持がしやすくなる

グレインフリーのドッグフードは、
穀物の代わりに動物性タンパク質の
お肉や魚をたっぷり使用しているのが特徴。

例えば、グレインフリーのカナガン
原材料の50%以上にチキンとサーモンを
使用しています。

そのため、タンパク質が豊富で、
筋肉の維持に役立ちます!

特に、運動量が多い子やシニア期のワンちゃんは、筋力を落とさないことがとても大切!

グレインフリードッグフードのメリット・デメリット

グレインフリードッグフードのメリット・デメリット

グレインフリーのドッグフードには、
愛犬の健康に嬉しいメリットがたくさんあります!

でも、一方で気をつけたいポイントもあるので、
メリット・デメリットを分かりやすく解説します。

メリット①人間の食事と同じ品質の原材料が使用されている

グレインフリーフードの代表格である、

モグワン
ネルソンズ
カナガン
ペロリコ

ミシュワン

これらのフードは
ヒューマングレード(人が食べられる品質)
原材料を使っているため安心して与えられます!

愛犬には安全で質の良いものを食べさせたい!」という飼い主様には
嬉しいポイントです。

メリット②人工添加物不使用のものが多い

グレインフリーのフードは、
着色料や合成保存料などの人工添加物を使わずに
作られていることがほとんど!

だから、体に余計な負担をかけず、
安心して続けられるんです。

メリット③食いつきが良い

グレインフリーのフードは、
高品質な肉や魚が主原料だから、食いつきが抜群です。

「ごはんをなかなか食べてくれない・・・」
「すぐフードの味に飽きてしまう・・・」

このような方には最適なフード!

デメリット①価格がやや高め

グレインフリーのフードは、
質の良いお肉や魚をたっぷり使用しているため、
一般的なドッグフードよりも少し価格が高くなりがち。

おおよそ1.5〜2倍ほどの価格です。
1日あたりの価格は100〜200円ほど。

ただし、良質な食材を使うことで健康維持に役立ち、長い目で見れば病院代を減らせる可能性も
十分に考えられます。

コスパを考えても、愛犬の健康を優先するなら十分に価値があるフードだと思います。

デメリット②療法食としては使えない

グレインフリーのドッグフードは総合栄養食として優れていますが、病気の治療に使用される療法食の代わりにはならないため注意してください。

たとえば、腎臓病や肝臓病などの治療が必要な子には、専用の療法食を選ぶ必要があります。

現在、獣医師から療法食を処方されている場合は、必ず購入前にかかりつけ医に
相談してください。

グレインフリードッグフードに対する
獣医師の評価

グレインフリードッグフードの獣医師評価

グレインフリーの代表格である

モグワン
ネルソンズ
カナガン
ペロリコ

ミシュワン

これらのフードは、Vet’s Eyeというサイトを通じて
100人以上の獣医師にアンケートを実施しています。

カナガンの獣医師アンケート結果
カナガンの獣医師アンケート実施証明書

獣医師のアンケート結果の一部を紹介すると、

・97%の獣医師が「栄養バランスが良い
 と回答 (モグワン)

・95%の獣医師が「嗜好性が高い」と回答
 (ネルソンズ)

・98%の獣医師が「原材料の品質が良い」と回答 (カナガン)

・98%の獣医師が「七面鳥の使用を評価する」と回答 (ペロリコ)

・97.4%の獣医師が「良い製品」と回答
  (ミシュワン)

このようにほぼ全ての項目で
90%以上の獣医師がグレインフリーのフードに
肯定的な評価をしています。

グレインフリーが多くの獣医師からも認められていることが
分かりますね!

グレインフリードッグフードの実際の口コミ・評判

グレインフリードッグフードの実際の口コミ・評判

私の動物病院に通う飼い主様や私の友人で、
グレインフリーフード利用歴のある28人の方
実際の口コミ・評判を調査しました!

是非フード選びの参考にしてください。

良い口コミ

 「食いつきが抜群!」

うちの子は好き嫌いが多くて、フード選びが大変だったんですが、グレインフリーにしたら驚くほど食いつきが良くなりました!
袋を開けた瞬間からクンクンして、いつもより食べるスピードが早い(笑)
偏食気味の子には一度試してみる価値アリですね!

柴犬の飼い主様 (60代女性)

「毛並みが良くなった!」

2ヶ月くらい続けていたら、
毛並みがフワフワ&ツヤツヤに!
元々ちょっとパサついていたんですが、オメガ3脂肪酸が入っているおかげか、
明らかに手触りが違います。
お散歩仲間からも『毛がキレイになったね!』って言われるようになりました。

トイプードルの飼い主様 (50代女性)

高品質な原材料が使われていて安心できる!

安いフードは何が入っているかわからなくて不安だったんですが、グレインフリーのフードはヒューマングレードの原材料を使っているので安心できます!
人工添加物も不使用だから、長く続けても心配なし!愛犬にはできるだけ良いものを食べさせたいので、選んでよかったです。

ゴールデンの飼い主様 (60代男性)

悪い口コミ

うんちが少し臭くなった?

フード自体のニオイはそんなに気にならないんだけど、うんちのニオイがちょっと強くなった気がする・・・
ただ、消化が良くなったおかげか便の調子自体はすごく良くて、コロコロした理想的なうんちをするようになりました!

M.ダックスの飼い主様 (60代女性)

 「価格が高い・・・」


やっぱり、普通のドッグフードに比べるとグレインフリーはちょっと高めです。
ただ、高品質な原材料を使っていることを考えたら納得できるし、病院代が減ることを考えたらコスパは悪くないのかも?
定期購入とか割引をうまく使えば続けられそうなので、賢く購入する必要がありますね。

チワワの飼い主様 (30代女性)

獣医師愛用のグレインフリードッグフード5選

【結論これ!】獣医師が愛用するグレインフリーのドッグフード

グレインフリーのドッグフードは
いくつかありますが、
個人的におすすめしたいのは以下の5つ。

モグワン (小型犬に最適)
ネルソンズ (中〜大型犬に最適)
カナガン
ペロリコ

ミシュワン

ただし、グレインフリーを初めて試す方は、
小型犬:モグワン、中〜大型犬:ネルソンズ
を選んでおけば間違いありません!

スクロールできます
モグワン
モグワン
ネルソンズ
ネルソンズ
カナガン
カナガン
ペロリコ
ペロリコドッグフード アレカット
ミシュワン
ミシュワン
ロイヤルカナン
ロイヤルカナン通常フード
ヒルズ
ヒルズの通常フード
販売・製造元株式会社
レティシアン
株式会社
レティシアン
株式会社
レティシアン
株式会社
レティシアン
株式会社
ミシュワン
ロイヤルカナン日本ヒルズ・コルゲート
製造国イギリスイギリスイギリスイギリス日本フランス
韓国
アメリカ
オランダ
チェコ
内容量1.8kg5kg2kg2kg1kg800g〜15kg
製品によって様々
180g〜12kg
製品によって様々

価格通常価格:4,960円
定期便:3,968円
通常価格:8,360円
定期便:6,688円
通常価格:4,580円
定期便:3,664円
通常価格:4,580円
定期便:3,664円
通常価格:3,980円
定期便:3,183円
1kgあたり1,200〜2,000円ほど
製品によって様々
1kgあたり700〜1,500円ほど
製品によって様々
1kgあたりの価格2,755円1,672円2,290円2,290円3,980円1,200〜2,000円700〜1,500円
1日あたりの価格150〜250円100〜120円100〜150円100〜150円250〜400円100〜150円80〜130円
カロリー/100g361.5kcal380〜400kcal370kcal353.5kcal352kcal380〜400kcal380〜400kcal
種類総合栄養食総合栄養食総合栄養食総合栄養食総合栄養食総合栄養食総合栄養食
対象犬種全犬種中〜大型犬全犬種全犬種全犬種
(特に小〜中型犬)
全犬種
製品によって様々
全犬種
製品によって様々
対象年齢全年齢
*子犬は2ヶ月以降
全年齢
*子犬は2ヶ月以降
全年齢
*子犬は2ヶ月以降
全年齢
*子犬は2ヶ月以降
全年齢
*子犬は2ヶ月以降
全年齢

製品によって様々
全年齢

製品によって様々
主な原材料チキン、サーモン、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆チキン、サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆チキン、
生サーモン、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ
肉類47%(HDP放し飼いターキー生肉33%、HDP乾燥ターキー12%、ターキーグレイビー2%)、サツマイモ、ビール酵母、アマニ、タピオカ肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬかコーン、肉類(鶏、七面鳥、ダック)、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、米などトリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、小麦、エンドウマメ、コーングルテンなど
人工添加物不使用不使用不使用不使用不使用一部使用一部使用
ポイント・高タンパク (動物性原材料50%以上)
・グレインフリー (穀物不使用)
・中〜大型犬に特化した粒の大きさ
・圧倒的コスパの良さ
・チキンとサーモンから味を選べる
・グレインフリー (穀物不使用)
・七面鳥の低アレルゲン性
・抜群の食いつき

グレインフリー (穀物不使用)
・サプリの成分が含まれる
・高タンパク&低カロリー
・犬種やライフステージ毎の豊富なラインナップ
・コスパの良さ
・犬種やライフステージ毎の豊富なラインナップ
・コスパの良さ
栄養バランスの良さ★★★★★
4.7/5.0
★★★★★
4.7/5.0
★★★★★
4.6/5.0
★★★★☆
4.5/5.0
★★★★★
5.0/5.0
★★★★☆
4.5/5.0
★★★★☆
4.5/5.0
食いつきの良さ★★★★★
5.0/5.0
★★★★★
4.8/5.0
★★★★★
4.8/5.0
★★★★★
5.0/5.0
★★★★★
5.0/5.0
★★★★☆
4.5/5.0
★★★★☆
4.3/5.0
コスパの良さ★★★☆☆
3.5/5.0
★★★★★
5.0/5.0
★★★★☆
4.0/5.0
★★★★☆
4.0/5.0
★★★☆☆
3.0/5.0
★★★★★
4.8/5.0
★★★★★
5.0/5.0
低アレルゲン★★★★★
5.0/5.0
獣医師の
総合評価
★★★★★
4.9/5.0
★★★★★
4.9/5.0
★★★★★
4.8/5.0
★★★★★
4.9/5.0
★★★★★
4.7/5.0
★★★★☆
4.5/5.0
★★★★☆
4.3/5.0
公式HPモグワン公式HPネルソンズ公式HPカナガン公式HPペロリコ公式HPミシュワン
公式HP
ロイヤルカナン公式HPヒルズ公式HP
各会社の公式HPを参考に筆者が独自に作成
ロイヤルカナンとヒルズについては平均的なデータを示す

①モグワン

モグワン ドッグフード

小型犬の飼い主様で、
初めてグレインフリーのドッグフードを試す方
モグワンが最もおすすめです。

モグワンの基本情報は以下の通りです。

項目詳細
商品名モグワン
販売・製造元レティシアン
製造国イギリス
内容量1.8kg
価格通常価格:4,960円
定期コース:3,968円〜4,464円
*定期コースは注文個数によって価格が変動
1kgあたりの価格通常価格:2,755円
定期コース:2,204円〜2,480円
1日あたりの価格150〜200円
*去勢済み5kgの犬で計算
カロリー/100g361.5kcal
種類総合栄養食
タイプドライフード
原材料チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌
対象年齢全年齢
*子犬は生後2ヶ月から
特徴・食いつきの良さを
限界まで追求
・人間も食べられる品質の原材料のみを使用
・小型犬でも食べやすい9mmのやや小粒
獣医師推奨度★★★★★
5.0/5.0
モグワン公式HPより引用

人間も食べられる品質のチキンや野菜、果物を
使用しており、抜群の食いつきを実現しています。

私自身も愛犬に食べさせていた経験がありますが、食いつきの良さは全フードの中でもダントツでした!

モグワンの特に嬉しいポイントが以下の3つ!

①食いつきが良いので、フードをよく
残す子でも毎日完食してくれる

②動物性タンパク質50%以上使用で、
シニア犬でも筋肉量をしっかりと維持

③グレイン(穀物)フリーで消化に負担をかけないので、お腹が弱い子でも安心

しかし、価格は約2,700円/kgとやや高めに
設定されているので、全ての飼い主様に
おすすめできるフードではありません。

モグワンがピッタリな方

・愛犬がフードを中々完食してくれない方
・愛犬がシニア期を迎えた方
・ペットフードにある程度お金をかけられる方
 (愛犬の健康のために投資できる方)

モグワンが向いていない

・できるだけ安いフードを探している方
・フードよりも別の要素 (トリミングなど)に
 お金をかけたい方

モグワンは合う方には抜群に合うので、
二度と手放せなくなる飼い主様も多いです (笑)

②ネルソンズ

ネルソンズ ドッグフード

中〜大型犬の飼い主様はネルソンズ一択!

理由は圧倒的なコスパの良さ
高品質な原材料だけを使用しているのに、
市販のフードとほとんど価格が同じなんです。

項目詳細
商品名ネルソンズ
販売・製造元レティシアン
原産国イギリス
内容量5kg
税込価格9,196円 (通常)
7,356円 (定期便)
(2025年2月時点)
1kg当たりの価格1,839円 (通常)
1,473円 (定期便)
カロリー/100g365.7kcal
種類総合栄養食
タイプドライフード
主原材料チキン50%(チキン生肉25%、乾燥チキン25%)、サツマイモ、バターナッツスカッシュ
対象年齢全年齢
特徴・グレインフリー
・人間が食べられる品質の原材料を使用
・添加物不使用
獣医師推奨度★★★★★
5.0/5.0
ネルソンズ公式HPより引用

ネルソンズは私がプライベートで3年以上愛用しているフードで、とにかくコスパが良いので
お財布に優しいです。

ロイヤルカナンなどの市販のフードと1kgあたりの価格がほぼ同じ!

ネルソンズがピッタリな方

・中〜大型犬を飼われている方
・愛犬がシニア期を迎えた方
・とにかくコスパにこだわりたい方

ネルソンズが向いていない

・小型犬を飼われている方
・大容量のフードが好きじゃない方

個人的に、中〜大型犬のフードは
ネルソンズ以外考えられないと思うほど信頼している
フードです!

③カナガン

項目詳細
商品名カナガン
販売・製造元レティシアン
製造国イギリス
内容量 2kg
価格通常価格:4,580円
定期コース:3,664円〜4,112円
*定期コースは注文個数によって価格が変動
最大20%OFF
1kgあたりの価格通常価格:2,290円
定期コース:1,832円〜2,056円
1日あたりの価格100〜150円
*去勢済み5kgの犬で計算
カロリー/100g370kcal
種類総合栄養食
タイプドライフード
原材料チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E)
対象年齢全年齢
*子犬は生後2ヶ月から
特徴・チキンとサーモンを
原材料の50 %以上に使用


・人間も食べられる品質の原材料のみを使用

・人工添加物不使用
獣医師推奨度★★★★★
5.0/5.0
カナガン公式HPより引用

カナガンの1番の特徴は、

原材料の50%以上新鮮なチキンもしくは
サーモンで構成されていること。
*通常20〜30%程度。

それ故に、類を見ないほどの
食いつきの良さを実現しています。

カナガンのそれ以外の特徴としては、

①人間が食べられる品質の
 原材料のみを使用


②かさ増し用に穀物を使用していない
  (消化に優しいグレインフリー)

③子犬や小型犬に配慮した

 直径約9mmの絶妙な小型粒

私の友人の獣医師も、プライベートで
カナガンを定期購入しています。

カナガンがピッタリな方

・愛犬の食べムラに悩んでいる方
・愛犬がシニア期を迎えた方
・チキンとサーモンで味を切り替えたい方

カナガンが向いていない

・できるだけ安いフードを探している方
・フードよりも別の要素 (トリミングなど)に
 お金をかけたい方

カナガンもかなり人を選ぶフードではありますが、
合う方には抜群に合うので、
二度と手放せなくなる飼い主様も多いようです (笑)

④ペロリコ

ペロリコ アレカット
項目詳細
商品名ペロリコ アレカット
販売・製造元レティシアン
製造国イギリス
内容量 2kg
価格通常価格:4,580円
定期コース:3,664円〜4,112円
*定期コースは注文個数によって価格が変動
最大20%OFF
1kgあたりの価格通常価格:2,290円
定期コース:1,832円〜2,056円
1日あたりの価格100〜150円
*去勢済み5kgの犬で計算
カロリー/100g353.5kcal
種類総合栄養食
タイプドライフード
原材料肉類47%(HDP放し飼いターキー生肉33%、HDP乾燥ターキー12%、ターキーグレイビー2%)、サツマイモ、ビール酵母、アマニ、タピオカ、油脂類(ターキーオイル、ココナッツオイル)、リンゴ繊維、緑イ貝、リンゴ、クランベリー、カボチャ、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌
対象年齢全年齢
*子犬は生後2ヶ月から
特徴・動物性タンパク質に
低アレルゲンの
七面鳥だけを使用


・人間も食べられる品質の原材料のみを使用

・グレインフリー
(穀物不使用)
獣医師推奨度★★★★★
5.0/5.0
ペロリコ公式HPより引用

ペロリコはミシュワンモグワンなどと並んで、
国内でも有名なプレミアムドッグフードですが、

ペロリコには、

低アレルゲン性

という唯一無二の強みがあります。

①低アレルゲン性の七面鳥だけを
 動物性タンパク質に使用

②かさ増し用の穀物を使用していない
  (消化に優しい完全グレインフリー)

③8種の主要アレルゲンを完全カット

(牛・豚・鶏・卵・牛乳・小麦・大豆・トウモロコシ)

プレミアムフード (人間の食事と同程度の品質)で、低アレルゲンなのはペロリコだけ!

私の友人の獣医師も、
早めのアレルギー対策として
ペロリコを定期購入しています。

ペロリコがピッタリな方

・将来、アレルギーを発症しないか心配な方
・食いつき抜群の低アレルギー食が良い方
・フードにある程度お金をかけられる方
 (=愛犬の健康のために投資できる方)

ペロリコが向いていない

・食物アレルギーが全く心配でない方
・フードよりも別の要素 (トリミングなど)に
 お金をかけたい方

⑤ミシュワン

ミシュワン
項目詳細
商品名ミシュワン
販売・製造元株式会社ミシュワン
製造国日本
内容量1kg
価格通常価格:3,980円
定期便:3,183円
1日あたりの価格250〜400円
カロリー/100g352kcal
種類総合栄養食
タイプドライフード
原材料肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母、米油、卵黄粉末、マグロ、黒米、赤米、イヌリン(水溶性食物繊維)、コラーゲンペプチド、発酵調味液、玄米麹、はと麦、あわ、きび、ひえ、フラクトオリゴ糖、昆布、大根葉、ごぼう、人参、緑イ貝、乳酸菌、DHA含有精製魚油粉末、セレン酵母、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、むらさきいも、さつまいも、あかもく、わかめ、白菜、高菜、パセリ、青じそ、タウリン、L-トレオニン、ミネラル類(リン酸三カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
対象年齢全年齢
*子犬は生後2ヶ月から
特徴・人間が食べられる品質の原材料を使用
・添加物不使用
獣医師推奨度★★★★★
5.0/5.0
ミシュワン公式HPより引用

ミシュワンはプレミアムドッグフードの代表例で、
人間が食べられる品質の原材料のみを使用した

品質に徹底的にこだわったフードです。

奇跡の貝”と呼ばれる緑イ貝を
 100gあたり52mg配合
・1兆2000億個の乳酸菌が

 腸内環境を改善
・ 国産カツオ出汁の香りで食いつき抜群

ミシュワンを主食にしていると
サプリメントは不要になります!

一方で、価格は3,980円/kgとやや高めに
設定されているので、全ての飼い主様に
おすすめできるフードではありません。

ミシュワンが向いている人

・愛犬のフードに徹底的にこだわりたい人
・ペットフードにある程度お金をかけられる人
・愛犬に20歳まで長生きしてほしい人

 (愛犬の健康のために投資できる方)

ミシュワンが向いていない人

・できるだけ安いフードを探している人
・フードよりも別の要素にお金をかけたい人

グレインフリードッグフードの選び方

グレインフリードッグフードの正しい選び方

タンパク源に良質な肉や魚が使われている

グレインフリードッグフードは、
穀物でカサ増しをしない代わりに
肉や魚などの動物性タンパク源の割合が
多くなっています。
(=高タンパク質

ただし、中には「グレインフリー」と書かれていても、肉よりジャガイモや豆類などが多く含まれているものもあります。

<良い例>
・原材料の一番最初に「チキン」「ラム」「サーモン」などの動物性たんぱく質が記載されている

・「ミール」ではなく「生肉」や「乾燥肉」がメイン

<悪い例>
・肉類、家禽類
ミートミール(肉粉)
ミートエキス
畜肉および牛肉副産物
などが使用されている

他には、以下の点が揃っていれば完璧です。

・オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸が含まれて
 いる
・添加物フリー
・果物や野菜が適度に含まれている

不必要な添加物が含まれていない

この記事で紹介した
グレインフリーフードは全て無添加ですが、
その他のフードは保存料・香料・着色料が入っているものもあります。

せっかく愛犬の健康を考えるなら、
添加物が少ないものを選ぶのがベスト!

 <避けたい添加物
BHA・BHT・エトキシキン
(人工酸化防止剤で発がん性の懸念あり)

人工香料・着色料
(犬にとって不要!自然な香りのものが良い)

愛犬の体質や年齢に合ったフードを選ぶ

グレインフリーのドッグフードは、
犬のライフステージや体調に合わせて選ぶことが大切!

子犬高タンパク&高カロリーのフード◎
成長期の栄養をしっかり補給。

成犬バランス重視
筋肉維持に高タンパク質のフードがおすすめ。

シニア犬(7歳以上)消化しやすくやや低カロリーなもの。関節サポート成分入りが◎

上記はあくまでも目安です。
気になる方はかかりつけ医に
相談してみてください!

グレインフリードッグフードに関するよくある誤解や不安

グレインフリーのドッグフードに関するよくある誤解や不安

Q1. グレインフリーはすべての犬に必要?

全ての犬に必要なわけではありませんが、
多くの犬にたくさんのメリットがあります。

グレインフリーは 穀物アレルギーや消化不良を起こしやすい犬に適したフードですが、健康な犬が穀物を摂取すること自体が悪いわけではありません。

ただし、消化しやすい動物性たんぱく質が豊富な食事は、犬の健康維持に役立つため、穀物よりも肉類を主原料とするフードを選ぶことは理にかなっています。

Q2. グレインフリーで全ての食物アレルギーに対応できるの?

穀物アレルギーには効果的だが、すべてのアレルギーを防げるわけではありません。

グレインフリーは、小麦やトウモロコシなどの穀物アレルギー対策には効果的ですが、肉や魚にアレルギーを持つ犬には適さない場合もあります。
例えば、チキンアレルギーの犬がグレインフリーのチキンフードを食べても、アレルギー症状は出るので、愛犬のアレルゲンを特定することが重要です!

食物アレルギーが不安な方は
低アレルゲン食のペロリコ
最もおすすめ!

Q3. グレインフリーのドッグフードを子犬に食べさせても良いの?

基本的に大丈夫です!
おおよそ生後2ヶ月以降であれば、グレインフリーのドッグフードをおすすめしています。
子犬は消化機能が完全に発達していないので、グレインフリーのフードを
食べるメリットは多いです!

まとめ

グレインフリーのドッグフードを獣医師が解説!

いかがでしたでしょうか?

今回はグレインフリーのドッグフードとは何か
どのようなメリットがあるかなどを解説しました。

グレインフリーのドッグフードは、
低アレルゲン性高消化性を兼ね備えた
理想的なフードです。

愛犬がよく下痢や嘔吐をする・・・

できるだけ消化に優しくて、
 高品質なフードを食べさせたい!

グレインフリーのドッグフードは、
愛犬の健康を食事から支えたい!
という方に最適なフードです。

本記事の重要ポイントをまとめます。

・グレインとは穀物のこと

・犬猫は完全肉食動物のため、

 穀物の消化が苦手
 →グレインフリーがベスト!

・小型犬にはモグワン
 中〜大型犬はネルソンズ

 最もオススメ

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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