・愛犬や愛猫がシニア期に突入した方
・ペットロスが不安な方
・ペットとの思い出を形に遺したい方
・ペットのメモリアルグッズに興味がある方
こんにちは、獣医師もも (@juishi_momo) です!
いずれは必ず訪れる愛するペットとの別れ。
皆様はペットとの別れについてしっかりと考えたことはありますか?
事前にペットとの最期の別れについて考えることで
後悔しない別れをすることができます。
愛するペットとの想い出をいつまでも残る形にできるのが「メモリアルグッズ」です。
メモリアルグッズとは故人を身近で偲ぶためのアクセサリーやオブジェのこと。
コトバンクより引用
遺骨の一部を入れることができるペンダントやブレスレット・リングなどがあります。最近では、故人といつも一緒にいることができるようにと、手元供養のメモリアルグッズを
求める方が増えています。
普段の診療の中で、ペットのメモリアルグッズに関して以下のような質問をいただきます。
・オススメのペットのメモリアルグッズは?
・どれぐらい前から最期のお別れの準備をすればいいの?
・ペットの看取りはどうしたら良いの?
・ペットの葬儀はどうしたら良いの?
そこでこの記事では、現役獣医師である私が「ペットのオススメのメモリアルグッズ」について
詳しく解説していきます!
少し長くなりますが、できる限り読みやすい文章で分かりやすく解説していくので
ぜひ最後までご覧ください!
獣医師オススメのペットのメモリアルグッズ
まずは獣医師が厳選するペットのメモリアルグッズをご紹介します!
私自身も愛犬が亡くなってペットロスに陥りそうになった時に、
事前に作っていたメモリアルグッズのおかげで気持ちがかなり楽になりました。
いつまでもペットの顔を見たい方は写真タイプ
個人的に一番オススメなのがオリジナルのフォトプレートです。
Amazonや楽天市場で簡単に購入することができ、お気に入りの写真データを業者に送ると
1〜2週間程度で世界に一つだけのオリジナルのフォトプレートが届きます!
ペットの名前やお気に入りの言葉や文章を刻印することもでき、デザインも綺麗なため
インテリアにもぴったりです。
私も亡くなった愛犬の写真をフォトプレートにしました。
仕事が辛い時などに見ると思わず涙がこぼれます。
本当にオススメなメモリアルグッズです!
世界に一つだけのフォトプレート!
\いつまでも愛するペットの姿を自宅に飾ることができます♪/
常にペットと一緒にいたい方は遺骨をキーホルダーに
「外出先などでも常に愛するペットと一緒にいたい!」という方には、
遺骨やペットの毛をキーホルダーとして入れるタイプがぴったりです!
値段は1000円台と非常にお手頃なのに、一生ペットの遺骨を肌身離さずに生活できるようになります。
お子様がペットの死に落ち込んでいる場合などに特にオススメです!
遺骨やペットの毛をキーホルダーの中に入れることができます!
\どんな時も愛するペットと一緒にいたい方にオススメ♪/
仏壇を用意する人も増えている
最近はペットも家族の一員という認識が広まり、ペットに仏壇を用意する人が非常に増えています。
人間の仏壇ほど高価ではなく、10000円ほどで用意することができます。
ペットも本格的に供養してあげたいという方にオススメです。
家族全員で仏壇に手を合わせることで、思い出話に花が咲いたり、気持ちの整理がしっかりつきます。
定番の仏壇タイプも!
\しっかりとした作りで家族全員で手を合わせることができます♪/
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どれぐらい前からペットのお別れの準備をするべきか
ペットが亡くなる前から少しずつ最期のお別れの準備をすると
悔いのない看取りをすることができます。
犬・猫ともに12〜13歳を過ぎたら心構えを
サイズにもよりますが、犬の平均寿命は12~15歳、猫の平均寿命は12~16歳と言われています。
犬猫ともに8歳を超えるとシニア期に差し掛かります。
この時期になると飼い主様もペットが歳をとってきたことを実感するのではないでしょうか?
がんや心臓病などを患っている場合は今すぐに準備を始めよう
一方で、がんや心臓病、腎臓病などの重い持病を患っている場合は
今すぐにペットのお別れの準備をしておきましょう。
もちろんペットが長生きすると信じる気持ちは重要ですが、
ある日突然亡くなる犬猫が多いのも事実です。
気持ちの準備や葬儀の下調べなどを行なっていないと、ペットが亡くなった後に慌てることになります。
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ペットの正しい看取り方
続いて、ペットの正しい看取り方について詳しく解説していきます。
看取りとは命の最期を見届けること。
最期の瞬間は家族全員がそばにいて、愛情をしっかりと伝えて看取ってあげることが理想です。
犬の看取り方
①死後硬直が始める前に手足を丸めるように内側に折る
②目が開いていたら閉じてあげる
③ご遺体を綺麗にしてあげる
④ドライアイス、保冷剤などでご遺体を冷やす
⑤葬儀・火葬業者を手配する
⑥犬の「死亡届」を市役所に提出する
死後硬直が始める前に手足を丸めるように内側に折る
愛犬の呼吸が止まり心臓の拍動を感じなくなった場合は、残念ながら虹の橋へ渡ったということです。
死後硬直は1〜2時間ほどで始まるので、すぐに手足を丸めるように内側に折った姿勢にしてあげてください。
この姿勢にすることで安置箱や棺に納めやすくなります。
目も開いていればそっと閉じてあげてください。
ご遺体を綺麗にしてあげる
亡くなる直前に口、鼻、肛門から体液が漏れ出る場合があります。
ドライシャンプーなどを使ってご遺体を綺麗にしてあげましょう。
毛並みもボサボサになっていることが多いので、ブラッシングをしてあげると
より綺麗に送り出すことができます。
ドライアイス、保冷剤などでご遺体を冷やす
次に、腐敗を防ぐためドライアイスや保冷剤などでご遺体を冷やすことが必要です。
<必要なもの>
・安置箱やペット用棺 (ダンボールでも代用可)
・ドライアイスや保冷剤
・大きめのバスタオル
・乾綿や脱脂綿 (あれば)
お腹側と背中側にドライアイスや保冷剤を置き、その上からバスタオルを被せてあげてください。
ご自宅に乾綿や脱脂綿があれば、鼻と肛門を防いであげると良いでしょう。
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葬儀・火葬業者を手配する
次にペット葬儀社に葬儀・火葬の手配を行いましょう。
分譲一戸建ての場合は、敷地内にペットの遺体を埋葬しても法律的な
問題はありません。
しかし、土に還るまでに数十年かかるため虫や異臭が発生します。
土葬するのは絶対にやめましょう。
ペットの火葬方法には大きく分けて、「合同火葬」と「個別火葬」があります。
合同火葬とは、火葬業者やペット霊園で火葬、供養を全てお任せするタイプです。
合同火葬は忙しい方や、火葬にあまりお金をかけたくない方、
他のペットたちと一緒に見送ってあげたい方に最適です。
個別火葬は火葬業者が自宅を訪問し、自宅でお別れのセレモニーを行った後に、
愛犬のご遺体を単独で火葬・供養します。
個別火葬は、時間に余裕がある方、人間同様に手厚く葬儀・供養をしてあげたい方におすすめです。
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犬の「死亡届」を市役所に提出する
忘れてはならないのが、犬の「死亡届」です。
愛犬が死亡した30日以内に、「犬の死亡届」に犬鑑札と狂犬病予防注射済票を添付して
提出してください。
この手続きを怠ると「狂犬病予防接種の案内」が毎年送られてきます。
死亡届を提出していないと、市役所は「犬が生きているのに狂犬病の予防接種をしていない」と判断します。
狂犬病の予防注射をしていないと見なされると、
20万円以下の罰金を請求されることがあるので注意してください。
飼い犬が血統書団体に加入しているなら、血統書登録を抹消する手続きを行う必要もあります。
詳しくは血統書団体にご相談ください。
猫の看取り方
猫が亡くなった場合は、市役所に「死亡届」を提出する必要はありません。
猫の看取り方は犬の場合とほぼ同じです。
猫の場合は、犬で必要な死亡届を提出する必要がないことは覚えておきましょう。
ペットの葬儀の流れ
最後に愛するペットが亡くなった後の葬儀の流れをご紹介します。
詳しい解説を読みたい方は以下の記事を是非お読みください!
犬の葬儀までの流れ
①死後硬直が始める前に手足を丸めるように内側に折る
②目が開いていたら閉じてあげる
③ご遺体を綺麗にしてあげる
④ドライアイス、保冷剤などでご遺体を冷やす
⑤葬儀・火葬業者を手配する
*30日以内に犬の「死亡届」を市役所に提出する
猫の葬儀までの流れ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事の重要ポイントをまとめました。
以下の記事では、今話題沸騰中の犬の最強おもちゃやハーネス、AIM30、ペットスエットなどを
紹介しているのでこちらの記事も合わせて読んでみてください!
犬と猫の超人気おやつ:チュールやチュールごはんについても丁寧に解説しています。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ!
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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